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長編

危険な好奇心

おうぎょく 2016年9月16日
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し始めた。 俺は何と声を掛けていいのかわからず、しばらく中年女の様子を伺っていたが、淳が 『おばさん!どーゆーつもりだよ?』 と 切り出した。 中年女はピタッと作業の手を止め、俯いたまま静止した。淳は続けて 『あんた、俺の事覚えてたんだろ?俺には謝罪の言葉一つも無いの?』 俺はドキドキした。まさか淳が急にキレ口調で話すなんて予想外だった。 中年女は俯いたまま 『・・・ごめんねぇ。。。』とか細い声を出した。 淳はその素直な返答に驚いたのか、キョトンとした目で俺を見て来た。 俺は『。。。おばさん。。。本当に反省してるんだよね?』 と聞いてみた。 すると中年女はこちらを向き 『本当にごめんなさい。。私があんな事したから淳君、こんな事故に会っちゃって。。。私があんな事したから・・・ほんとゴメンね!』と。 俺と淳は更にキョトンとした。何か話がズレてないか? 俺は 『いや、昔あんた犬に酷い事したり、俺ん家にきたり、、すべてひっくるめて!』と言った。 中年女は 『本当にごめんなさい!私が、私があんな事さえしなければ、、こんな事故、、ごめんね!本当にごめんね!』 と泣きそうな声で言った。 その態度、会話を聞いていた病室内の患者の視線が一斉にこちらに注目していた。 静まり返った病室に 『ゴメンね!ごめんなさい!ゴメンなさぃ!』 と中年女の声だけが響いた。 淳は少し恥ずかしそうに 『もういいよ!だいたい、俺が事故ったのアンタとは一切関係ねーよ!』 と吐き捨てた。 中年女はペコペコ頭を下げながら淳のベットのゴミを回収し、最後に 『ごめんなさい・・』 と言い、そそくさと病室から出て行った。 その光景を周りの患者が見ていたので、しばらく病室は変な空気が流れた。 淳は『何なんだよ!あのオバハン!俺は普通に事故っただけだっつーの。。何勘違いしてやがんだよ!』といいながら枕をドツイた。 俺は『中年女』の行動、言動を聞いていてハッキリと思った。 やはり『中年女』は少しおかしい。いや、謝罪は心からしているのだろうが、アイツは『呪いの儀式』を行った事を謝っていた。 『呪い』を本気で信じているようだった 淳は『あの頃は無茶苦茶怖い存在やって、今だにトラウマでビビってたけど、、 さっき喋って思ったんは単なるオカルト信者のヲバはんやって事やな!』 と何処かしら憑き物が取れたと

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  • ああ、俺のゴミってくだりはさすがに草
    真実を知る者
  • なんで?コノ気狂いおばはんは旦那と息子を奪った女の子の殺害に精力を傾けなかったんだろうね?よぉ判らん。
    中年女
  • 無断転載乙
    莉緒
  • 2,3枚で書ける内容を、ここまで長くするのは大変。長過ぎです。他サイトからの転写なら、このサイトも厳しく検閲してほしい!でも、気軽に投稿できる良さもあるのでしょうが…。
    匿名
  • 内容は他サイトの無断転載。誤字が多い。無断転載の時点で論外だが、投稿もう少し上手く編集してからすれば良いのでは。
    匿名
  • おつかれさまでした。 すごく怖いし、読みやすいです!
    あいりんご
  • 凄く怖い、恐ろしいです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分も超が付く位、深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分は超が付く位、因縁深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • 怖いな
    Nanoarchaeum
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