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長編

危険な好奇心

おうぎょく 2016年9月16日
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に戻ってみた。 そこには再びゴム手袋をはめ、大量のゴミの分別をする『中年女』の姿があった。 こいつ、本当に改心したのか? 必死に作業をする姿を見ると、昔の『中年女』とは思えない。 とりあえず、その日はそのまま帰宅した。 俺は自室のベットに横になり、一人考えた。 人間はあそこまで変わることが出来るのか・・?昔、鬼の形相でハッピー・タッチを殺し、俺を、慎を、淳を追い詰め、放火までしようとした奴が。。。 『ごめんね』など、心から償いの言葉を発することが出来るのか。。 いや、 ひょっとして【あの事件】をきっかけに俺が変わってしまったのか。。?疑心暗鬼になり、他人を信じる事が出来ない『冷たい人間』になってしまったのか。。? 『中年女』の謝罪の言葉を信じることで【あの事件】の精神的な呪縛から解放されるのか。。? もう一度、『中年女』に会い、直接話すべきだ。。。 俺は『中年女』にもう一度会うこと、今度は逃げないこと!と決意を固め、その日は就寝した。 そして次の日、俺はバイトを休み、病院に行った。 まずは淳の病室に入り、昨日の出来事を説明した。そして今日は、『中年女』に会い、直接話してみるつもりだ。と 言う事を伝えた。 淳は最初『中年女』は変わっていない!と俺の意見に反対だったが、『このまま一生、中年女の存在に怯え、トラウマを抱えたまま生きていくのか?』と俺が言うと、 『・・・中年女に会って話すんだったら俺も付き合う、。。』 と言ってくれた。 しばらく沈黙が続いた。 刻々と時間は過ぎ、面会時間終了のチャイムが鳴ると同時に 『ガラガラガラ・・・』 廊下の奥の方からゴミ運搬台車の音が聞こえてきた。 『。。来たな。。。』 淳がボソッと呟いた。 俺は固唾を飲んで部屋の扉へ視線を送った。 『ガラガラガラ、』 台車の音が部屋の前で止まった。 部屋の扉が開いた。 作業服の『中年女』が会釈しながら入室してきた。俺と淳はその姿を目で追った。 『中年女』は奥のベットから順にゴミ箱のゴミを回収し始めた。 『ごくろうさん。』 と患者から声を掛けられ、笑顔で会釈をする中年女。。。とても昔の『中年女』と同一人物とは思えない。 そして、ついに淳のベットのゴミ回収に中年女がやってきた。 『中年女』はこちらに一切目を合わせず、軽く会釈をし、ゴミを回収

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  • ああ、俺のゴミってくだりはさすがに草
    真実を知る者
  • なんで?コノ気狂いおばはんは旦那と息子を奪った女の子の殺害に精力を傾けなかったんだろうね?よぉ判らん。
    中年女
  • 無断転載乙
    莉緒
  • 2,3枚で書ける内容を、ここまで長くするのは大変。長過ぎです。他サイトからの転写なら、このサイトも厳しく検閲してほしい!でも、気軽に投稿できる良さもあるのでしょうが…。
    匿名
  • 内容は他サイトの無断転載。誤字が多い。無断転載の時点で論外だが、投稿もう少し上手く編集してからすれば良いのでは。
    匿名
  • おつかれさまでした。 すごく怖いし、読みやすいです!
    あいりんご
  • 凄く怖い、恐ろしいです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分も超が付く位、深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分は超が付く位、因縁深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • 怖いな
    Nanoarchaeum
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