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長編

危険な好奇心

おうぎょく 2016年9月16日
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ていた。 先程の『ドスっ』の音の正体であろう。 視線を母の足元に落とし、その何かを捜した。 そこには内蔵が飛び出た大きな牛蛙の死体が落ちていた。 母はしばらく呆然と立ち尽くしていた。 俺はすぐに『中年女』が頭に浮かんだ。すぐに目で『中年女』の姿を捜したが何処にも姿は見えなかった。 母はふと思い出したように居間に駆け込み、警察に電話をした。 母は青い顔をしていた。恐らくこの時始めて『中年女』の異常性を知ったのだろう。 そうだ、あの女は異常なんだ。 きっと今も蛙を投げ込んできた後、俺や母の驚く姿を見てニヤついているはず。。 きっと近くから俺を見ているはず。。。 鳥肌が立った。 『警察早く来てくれ!』心の中で叫んだ。 もうこの家は『家』では無い。『中年女』からすれば『鳥籠』のように俺達の動きが丸見えなんだ。常に見られているんだと感じ出した。 しばらくしてパトカーがやってきた。昨日とは違う警官二人だった。 警官一人は外壁や投げ込んで来たであろう道路を何やら調べ、もう一人は俺と母に 『何か見なかったか?』 『その時の状況は?』 などなど、漠然とした事を何度も聞いて来た。 最後に警官が不安を煽るような事を言って来た。 『たしか、昨日もいやがらせを受けているんですよね?おそらく犯人はすぐにでも同じような事をしてくる可能性が高いです。』と。 俺はたまらず 『あの呪いの女なんです!コートを着てる40歳ぐらいの女なんです!早く捕まえてください!』 と半泣きになって懇願した。 『さっきね、山を見てきたんだよ。。。犬の死体も板に彫られたお友達の名前も、あと女の子の写真もあったよ。 今からそれを調べて必ず犯人捕まえるから!』 と言い、俺の肩をポンと叩くと、母の元へ行き、何やら話していた。 『主人に連絡を・・』 みたいな事を言われていたようだ。 壁に付いた蛙の染み、及びその死体の写真を撮り、1時間程で警官達は帰って行った。 しばらくして父親が帰宅した。まだ5時前だった。昨日の今日だから心配になったのだろう。 夕食の準備をしている母も、夕刊を読んでいる父も無言だったが、どことなくソワソワしているのが解った。 もちろん俺自信も次にいつ『中年女』が来るのか不安で仕方なかった。 その日の晩飯は家族皆が無口で、只、テレビの音だけが部屋に響いていた。 そして夜11時過

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  • ああ、俺のゴミってくだりはさすがに草
    真実を知る者
  • なんで?コノ気狂いおばはんは旦那と息子を奪った女の子の殺害に精力を傾けなかったんだろうね?よぉ判らん。
    中年女
  • 無断転載乙
    莉緒
  • 2,3枚で書ける内容を、ここまで長くするのは大変。長過ぎです。他サイトからの転写なら、このサイトも厳しく検閲してほしい!でも、気軽に投稿できる良さもあるのでしょうが…。
    匿名
  • 内容は他サイトの無断転載。誤字が多い。無断転載の時点で論外だが、投稿もう少し上手く編集してからすれば良いのでは。
    匿名
  • おつかれさまでした。 すごく怖いし、読みやすいです!
    あいりんご
  • 凄く怖い、恐ろしいです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分も超が付く位、深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分は超が付く位、因縁深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • 怖いな
    Nanoarchaeum
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