
 長編 
危険な好奇心
おうぎょく 2016年9月16日
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の?』 
俺たちは親には伝えてないと言うと、 
『ん~、んぢゃ家の電話番号教えてくれるかな?』と警官は言い出した。 
慎が『なんで親が関係あるの?狙われているのは俺達だよ?!』とキレ気味に言い放った。 
ちなみに慎の両親は医者と看護婦。高校生の兄貴は某有名私立高校生。 
俺達3人の中で一番裕福な家庭だが、一番厳しい家庭でもある。 
『あの夜』親に嘘をついて秘密基地に行き、このような事に巻き込まれた、などバレれば、俺や淳もだが、慎が一番洒落にならないのである。 
『助けてよ!警察官でしょ!!』と慎が詰め寄る。 
警官は少し苦笑いして、『君達小学生だよね?やっぱり、こーゆー事はキチンと親に言わなきゃダメだよ。』 
と、しばらくイタチゴッコが続いた。 
あげくに警官は『じゃあ君達の担任の先生は何て名前?』 
など、俺達にとっては《脅し》に取れる言葉を投げ掛けてきた。 
まぁ、警官にとっては俺達の『保護者及び責任者』から話を聞かないと・・・って感じだったのだろうが、 
俺達にとって、こういう時の『親・先生』は怒られる対象にしか考えられなかった。 
そうこうしているうちに俺達の心の中に、目の前にいる 警官に対して《不信感》が芽生えてきた。 
[このまま此処にいれば、無理矢理住所を言わされ、親にチクられる!]と。 
(この警官は俺達の話を信じてくれてないのでは?) 
と俺は思い始めた。 
俺や慎が必死に助けを求めているのに、『親』『先生』ばかり言ってくる。 
俺達は『中年女』の存在を裏付ける証拠写真まで持参しているのに。。 
俺はもう一度警官に写真を見せつけ 
『犬をこんな殺し方する奴なんだよ!』と言った。 
すると、警官はしばらく黙り込み、写真を手に取り、意外な一言を言った。 
『ん~。。これって犬?なの?』 
『は?』と俺と慎は驚いた。この人は何を言っているんだろう!と。 
続けて警官は 
『いや、君達を信じていない訳じゃないよ。じゃあもう少し詳しく教えて。ここが頭?』 
警官は冗談を言っている訳では無く、本当に解らないようだ。 
俺はハッピーの写真を取上げ 
『だから、、、』 
と説明しかけて言葉が詰まった。 
確かに、この写真を客観的に見ると犬の死骸には見えないかも・・。と思った。 
薄茶色に変色した骨に所々わずかに残っている毛。。。 
俺と慎はハッピーが死体になった翌日にも見ているので、腐食が進
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- ああ、俺のゴミってくだりはさすがに草真実を知る者
 - なんで?コノ気狂いおばはんは旦那と息子を奪った女の子の殺害に精力を傾けなかったんだろうね?よぉ判らん。中年女
 - 無断転載乙莉緒
 - 2,3枚で書ける内容を、ここまで長くするのは大変。長過ぎです。他サイトからの転写なら、このサイトも厳しく検閲してほしい!でも、気軽に投稿できる良さもあるのでしょうが…。匿名
 - 内容は他サイトの無断転載。誤字が多い。無断転載の時点で論外だが、投稿もう少し上手く編集してからすれば良いのでは。匿名
 - おつかれさまでした。 すごく怖いし、読みやすいです!あいりんご
 - 凄く怖い、恐ろしいです。北の国
 - いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分も超が付く位、深いけど、そこまで酷くないです。北の国
 - いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分は超が付く位、因縁深いけど、そこまで酷くないです。北の国
 - 怖いなNanoarchaeum