
皆さんは、心に残る不気味な夢を見たことがありますか?
私には、今でも忘れられない恐ろしい夢の記憶があります。それは、私が5歳の頃、冬の寒い夜だったと思います。
夢の中の舞台は、古びた遊園地。雪に覆われた遊具たちが、月明かりの中でひっそりと佇んでいました。ブランコは揺れず、観覧車は静止したまま。私は一人で、その遊園地を探索していました。
ふと見つけたのは、雪で覆われた滑り台。私は滑り台の上に登り、雪の中を滑り降りては、また上がるという遊びを繰り返していました。しかし、何度目かの滑り降りで、滑り台の隣にある小さな道に気付きました。
その道は、薄暗く、まるで迷路のように続いていました。「ここはどこだろう?」と疑問に思いながら、私は道を進んでいきました。手で雪に触れながら、ひたすら歩いていくと、突然、広い空間に出ました。
その空間は、狭く、まるで幽閉されたような気配がありました。何もないその場所で、私は不安を感じましたが、特に何も起こらなかったので、また滑り台の方へ戻ろうとしました。しかし、戻るための道が見つからないのです。どれだけ進んでも、元の場所にはたどり着けません。
焦りが募り、道を探しながら進んでいると、今度は薄暗い部屋の中に、赤い着物を着た人形が立っているのを見つけました。顔は真っ白で、目が不気味に光っています。私はその人形を手に取りましたが、すぐにその重さに驚きました。人形は、まるで生きているかのように感じられました。
その瞬間、背後から子供の笑い声が響いてきました。「キャハハ、キャハハ」その声は、まるで私を嘲笑うかのように響き渡りました。恐怖を感じた私は、人形を投げ捨て、必死に道を戻ろうとしましたが、再び同じ空間に戻ってきてしまったのです。
そして、驚くべきことに、さっき捨てた人形が、またそこに立っていました。しかし、今度は以前よりも大きくなっていました。まるで私の恐怖が具現化しているかのようです。
私は泣き叫びながら、必死で逃げました。しかし、どれだけ逃げても、また同じ場所に戻ってくる。人形はさらに大きくなり、私を追いかけてくるのです。恐怖の中で、私は「もう帰れない」と思い、心の奥底から悲しみがこみ上げてきました。
その時、また声が聞こえました。「ここにいるよ」と、私の名前を呼ぶ声。私は反射的に返事をし、走り出しましたが、その背後からは、ペタペタと音が聞こえる。人形が追いかけてくるのです。
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