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引っ越し先の部屋には、備え付けの古びた本棚があった。 木の匂いが濃く、上段には前の住人が置いていった小説や雑誌がそのまま残っていた。 ただ、一番下の段だけが、いつも空っぽだった。 最初は気にしなかったが、何を置いても翌朝には消えていた。 缶コーヒーも、メモ帳も、置いたはずの靴下さえ。 試し...
トンネルでの続きの話 夜のランニングをする為に家の近所を何周も走っていた。 走ってる途中に女の人影が見え、俺はなんの躊躇もなく「こんばんは」と挨拶したが返ってこない。 「挨拶できん子??☹️」思いながらもまた同じ所に返ってきた時さっき居た女の人がさっきの場所より数メートル先に移動していた...
よくプラモデルを作るモデラーの方ならば、一度は遭遇したり名前を聞いたことがあるのではないでしょうかw 妖怪パーツ隠しとは ランナーから切り取ったプラモデルの部品が、ある時にフイに何処かへと消えてしまう… 部屋中をひっくり返して探しても消えたパーツは出てこない… 運が良ければ、諦めた頃にソッと...
昨日は家族全員、晩ご飯は要らないと言うので 買い物がてら自分も外食する事にした。 最初に買い物を済ませて荷物をコインロッカーに預け “さて、何を食べようかな?” と思案していると 背後から声をかけられた。 振り向くと70代と思しき ご婦人だった。 『ここから〇〇霊園行きのバスは出...
これは私が中学生の頃に経験した少し怖い不思議な体験です。 当時、私は塾に通っていました。家から歩いて15分程の距離でしたが、行く道は塾以外ではほとんど通らない道でした。私はいつも19時頃に塾に行っていましたが行く途中に古い木造の家が一軒あり、たまにその家の住人らしき人が歌いながら出て来ること...
まずはじめに言っておくが、こいつは驚くほど長い。 そしてあろうことか、たいした話ではない。 死ぬほど暇なやつだけ読んでくれ。 忠告はしたので、はじめる。 これは俺が大学3年の時の話。 夏休みも間近にせまり、大学の仲間5人で海に旅行に行こうって計画を立て...
バイト先の仲間及び上司と肝試しをすることになった。 常連のお客様一人とそのご友人二人。僕とユウキ(源氏名)、そしてガクト(仮)さん。 女二人、真ん中の人一人、男三人、計六人。 名目上はお客様へのアフターサービスと新しい顧客開拓の準備行為。 売上が急激に下がったのがこのようなサービス残業をする理...
先輩と、その幼馴染との話を。 僕にはアルバイトの斡旋をしてくれた先輩がいる。 そしてその先輩には幼馴染がいる。 笑うとえくぼの出来る可愛い女の子で、昔結婚の約束をしていた。 ……とかだったら、心躍る話だ。 残念ながら、彼らにそんな関係は皆無だ。 彼は「広域に指定される粗暴な団体の方々」の使い走...
私は“馬鹿”だ。 人を愛する事が、こんなに苦しいだなんて…。 人を本気で愛して、まさかこんなに苦しい想いをするだなんて…。 冷静で、時に厳しく、そして優しい笑顔と温かい眼差しで未熟な私を支え続けてくれるアナタ。私だけでなく、全ての人に分け隔てなく寛容な態度で接するアナタ。私はこの会社に入...
Aさんが高校生の時、当時の校舎が改装中になり、日も暮れた後まで業者が工事をしていたそうです。 友人5人と共に居残っていたAさん達も帰る為に暗い校舎の廊下を進み、ちょうど工事の灯光器のある位置まで進んだ時、やや斜め後ろから当たる灯光器の明かりのせいで影が廊下の壁に照らしだされます。 ...
私の友達のT君は昔から霊感が強いらしく、過去に色々と見てきた様なことを私に話してくれたので、その中でも少し面白いモノを紹介します。 それは、T君の実家に一週間ほど現れたというラーメンババァの話です。ある日の夕方に実家に帰ったT君は、兄が使っていた部屋に何かの気配を感じたそうで、また何か出たの...
これはかなり長文であり、駄文であるので飛ばして戴いても大丈夫です。 それは4年前の6月、だった。 梅雨に入るか入らないかの頃である。 たまたま有給休暇が取れたので、A君は夜行列車に飛び乗った。 仕事の進行次第、ということで、実際に休暇がとれるかどうかはギリギリまで分からなかったため、緻密な計画...
もう10年以上前の話なんだけど、当時まだ二十前後だった私(W)と高校依頼の親友A男、一つ年下のAの後輩B男、Bの彼女で二つ年下のC子、Bの姉のD子の5人で地元で有名な心霊スポット巡りをしていた。 土曜の夜に集まって1・2箇所くらい噂で知った心霊スポットをみんなで回るといった感じだ。 C子は...
「え~ん、Gアンにイジメられたよー!」 Dえもんに泣きつくN太。 誰もが知ってる某マンガのワンシーンだ。 DえもんはしぶしぶN太に道具を与える。 Gアンに仕返しをするN太。 しかし道具の力に頼り、私利私欲に駆られたN太は結局 道具に振り回されて因果応報。 子供の見るアニメなら当たり...
僕が経験した、本当にあった話です。 僕の母が持っていた、ある写真について話したいと思います。 母は都内某女子高を卒業していて、写真というのはその学校の卒業写真なのです。 学校のすぐ隣りに創始者の女性の記念館があり、その前で写した写真でした。 子どもの頃に見せてもらったのですが、その卒業...
私は生まれてから3回酷くうなされている夢があって、夕日の差し込む病院の廊下で黒いレースのはだけた服を私じゃない私が着て立っていて、椅子に知らない母らしき人が座って泣いています。 急に泣いている母が立ち上がって私じゃない私に『産んだら駄目よっ』と言います。。 何時もこの夢の時は酷くうなされて...
これは私が15年以上前に住んでいたマンションでの出来事です。仙台市に有る大きな病院と、その斜め向に有る大きな病院の裏のマンションに住み始めてから、段々と奇妙な事が起る様になりました。家の周りには、病院がいっぱいあるせいか、お寺も沢山ありました。夜の仕事をしていた私は、夜中の2時、3時に布団に入...
高校2年の頃の話です 今は見えませんが 当時は何故かたまに見えてた時期がありました その一部を話していきます 私の地元は、杉ばっかりしか生えてない超ド田舎のO町、有名な物なんてない静かな人口が少ない町で、サラリーマンのような職もない(珍しい)ような所で、ほとんどが農業 夜7時くらいになる...
先に言っておく、オチはないぞ。俺の話だからな。 お盆、俺は墓参りをする為、一人で車を走らせ、英彦山(宝珠山?)という名の山を通った。夏だから気持ちいいくらい晴れていた。 山を登ってる途中、奇妙な鳴き声が聞こえ始めた。盛りのついた猫とカエルの鳴き声を合わせたみたいな、何だか不気味な。文字にす...
私が幼い時には、お昼のテレビで心霊番組がありました。毎回欠かさず見ていました。 特に心霊写真のコーナーは大好きでした。 家にもあればいいのに、テレビに送りたいなぁ~ アルバムをあさりました。 家族は笑ってあるわけないと私をバカにしてました。 何冊もアルバムの写真の隅々を見...