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短編
沈黙の下段
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沈黙の下段

2025年4月14日
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引っ越し先の部屋には、備え付けの古びた本棚があった。

木の匂いが濃く、上段には前の住人が置いていった小説や雑誌がそのまま残っていた。

ただ、一番下の段だけが、いつも空っぽだった。

最初は気にしなかったが、何を置いても翌朝には消えていた。

缶コーヒーも、メモ帳も、置いたはずの靴下さえ。

試しに夜、スマホのカメラを向けて撮影した。

朝、確認すると映像は3秒だけ。

そこには、本棚の下段から這い出てきた何かの額が映っていた。

カメラにぴたりと顔を押しつけるように、形のわからない影が、無言でこちらを見ていた。

音はなかった。

ただ、最後の一瞬、映像のノイズの中に、こう聞こえた。

「ここは わたしの 席」

その日以降、部屋の本棚の前に置いていた自分の座布団が、毎朝、消えるようになった。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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