怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。
昔、俺は訪問販売の仕事をしていた時期がある。 毎日知らない人の家をピンポンして回り、とある会への勧誘をするお仕事(超ブラック)だった。 千葉県を担当していた俺は、その日とある海沿いの田舎町を回っていた。 夕刻、ある古ぼけた日本家屋を訪問した時だった。 引き戸を開けて出てきたのはくたびれた感じ...
約束の日が来た。ずっと朝から心が落ち着かない、3時頃、オカルト研究会の3回生キタジマ副部長の迎えを公園の隅っこで煙草をふかして待った。半分ほど吸ったところで軽い笑みを浮かべて飄々と先輩はやって来た。「いたいた、なんだ煙草吸うんか〜、じゃ行こうか。」早速先輩のの車に乗り込んだ。前回のバイトでは一...
うちの実家は随分イナカなんだけど、 俺がまだガキの頃「おせったい」?とかって 弘法大師?を奉るイベントがあって、 お地蔵さんを飾って、来た子供とかにお菓子あげんの。 棒ジュースだとかぽっこん菓子? (米ふくらませたような甘いヤツ) とか駄菓子だけど。 それが地区で当番制になってて、 その年...
前に、ある番組の心霊写真のコーナーを担当してた時のことです。 ある時、共通の特徴がある数枚の心霊写真を取り上げたことがありました。 撮影者も日時も場所もバラバラな写真なのですが、それぞれに幾何学的な形の赤い光が写り込んでいます。 写真の向きを変えると、そのいずれもが同じ台のような形になり、鑑定...
親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。 農家なんだけど、何かそういった雰囲気が好きで、高校になってバイクに乗るようになると、夏休みとか冬休みなんかにはよく一人で遊びに行ってた。 じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。 でも、最後に行ったのが高校三年...
山の稜線に陽が沈む頃、ようやく私は目的の駅へと辿り着いた。 木製の古い駅舎は無人駅らしく、改札はおろか駅前にすら人影ひとつ見当たらなかった。 バス停の時刻表を見てみると、一日にたった二便しか運行していないらしく、すでに運行時間を終えてしまっている。どうやら目的地まで徒歩で向かうしかない...
私の家系は代々鏡の中に黒い人影を見ます。母は結婚して私を産むまで時折黒い人影を鏡の中に見ていたそうです。私も結婚して子供を産むまで黒い人影をよく鏡の中に見ていました。 中学生までは怖いという感情がありましたが、高校生になると自分を守ってくれているのではと考える様になりました。母も見えていたと...
あれは私がまだ小学校の2年生だった時のことです。父方の伯母にあたる方が、当時まだ33歳という若さにも関わらず、癌になり、手術・治療のかいもなく、亡くなってしまいました。 なにぶん子供の頃のことですから、あまり細かなことはよく覚えていないのですが、その方のお葬式の夜の夢だけは、今でも時折思い出す...
当時私が住んでいた寮の話です 私のいた部屋の向かいの部屋は倉庫と言うことになっていて、いつも鍵が掛かっていました 夜中たまに廊下から足音が聞こえたりしますがトイレが共同なので誰かトイレに行ったのだろうと気にしていませんでした ある日夜中トイレに行った帰り倉庫に何かがいるような気がし興味本...
親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。 農家なんだけど、何かそういった雰囲気が好きで、高校になってバイクに乗る ようになると、夏休みとか冬休みなんかにはよく一人で遊びに行ってた。 じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。 でも、最後に行ったの...
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 04:53:31.82 ID:W9+uGpUS0 立ったら書く 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 04:55:19.53 ID:W9+uGpUS0 つい最近あっ...
私の実家はお寺です、お寺と言っても私や私の両親である住職の父や母は特別何かしら霊的な物を感じたりするといった特別な力が有るわけではない普通のお寺でした(普通のお寺って言うと何か変ですね、まあ特別霊媒的な事とかをするわけでは無いみたいな?) そんな家のお寺では代々から伝わる物で「遺品供養」と言...
その動物病院は 所謂 欲に溺れた獣医とその妻が荒稼ぎしていた病院でした。 近所の方も利用していましたが 兎に角 治療代が高かったと のちに噂になった程でした。 町にたった一軒しか無い 動物病院でした。 あとは 隣町に行かないと 動物病院はありませんでした。 気に入ったお客には 時間を裂...
その子を初めて見たのは 母親に連れられ 説法を聞きに お寺に来ていた時でした。 若い子には 退屈な話の様で 彼女は下を向いたり 庭を眺めたりしていました。 私は廊下の隅に座り その様子を微笑ましく思いながら見ていると 私と彼女の目が合い 彼女はばつが悪そうに 前を向き大人しく説法を聞いていま...
実家があった地元では、毎年必ず3月に近くの山の山頂付近でお祭りをやった。子供は設けられた祭壇の前で歌うと、祭壇に飾ってあったお菓子を貰えた。それが終わると大人が飲んで騒ぐだけなので、大きい子は小さい子を家に送り届けるのが恒例だった。 ある年、近所のA君が山を下りている途中でトイレに行きたいと...
仕事が終わり、運動不足解消の為に街中を散歩がてら歩いていると頬に微かに白くて冷たいモノが当たりました。 昨日、私が住む地元の仙台にも初雪が降りました。 毎年、寒くなると思い出す不思議な出来事のお話をさせて頂きます。 私が中学三年生の11月のある寒い日、学校から帰ると自宅には父と兄だけでした...
冬の寒い日に、最愛の娘ハルカが死んだ。 まだ6歳だった。 これからだって時に…なぜ… ●前日の夜 なんの前触れもなく夕飯を食べている時に突然倒れ… 『あれ?寝てる…?え、息してない…』 あまりにも突然だった。 意識不明のまま、病院に運ばれた。 (食事がダメだったの?なんで??) 心肺蘇...
俺が小学生の頃の話。 俺には、年の離れた姉がいた。 当時、お袋は身籠っていて、腹の中には、俺の妹になるはずだった赤ん坊もいた。 家族構成は、親父とお袋(仮 妹)、姉、俺。 確か、夏だったと思う。 親父の実家、つまり祖母の家に盆か何かで帰省してたんだと思う。(記憶が曖昧でスマン) 祖母...
親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。 農家なんだけど、何かそういった雰囲気が好きで、高校になってバイクに乗るようになると、夏休みとか冬休みなんかにはよく一人で遊びに行ってた。 じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。 でも、最後に行ったのが高校三...
私が18歳のときの話です。 ある日の夜、友人と遊んだ帰り、電車で帰宅していました。夜20時くらいだったかな、最寄り駅に降りたんです。私とほかに数人が降りたと思います。 周囲には駅以外なにもありません。いつもなら、親に迎えにきてもらっていたのに、なぜかそのときは、ふと、(歩いて帰ろう)と思...