
長編
一緒に。。。。
匿名 3日前
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。。。
6往復位かな。。。
毎回いる。。。。。必ず。。。。
何回通っても慣れる事は無い。。。
ただ、見ないで通る方法は上達してきていた。
そんな中、4回目位の時か?
朝、例の道を行く時、珍しく母親がおぶってくれた。
母親の背中は安心感がまったく違う。。。
その余裕のせいか、ソレとのすれ違い様、横目でチラッと見てしまった!!!!!!!
焼け爛れた顔を向け、手をこちらへ伸ばしている!!!!
「!!!!っっっっぅぅ!?!??!!」
あまりの恐怖に声が詰まり悲鳴も出ない!!!
過呼吸のようになり意識が朦朧とする!!!!
目も思いっきり合ってしまっている!!!!
その時
「い゛い゛い゛っじょぉぉぉぉにぃぃいぃぃ」
後にも先にもあんな悲痛な声は聞いた事がない。
(っっっっ、、、、、、!!!!、、、)
私は限界だった。
ここで記憶がプツンと途切れた。。。。
幸いある程度してすぐ目は冷めたが、あやふやな記憶。
ここからは母親と伯母から聞いた話をまとめる。
急にぐったりした私に気づいた母親は急いで
伯母の家に駆け込んだ。
熱中症だと思ったらしく介抱していると私が目を覚ましたとのこと。
ただ、実は伯母にもこの子は見えていたし、私が見えているのもわかっていたと。
私への精神的な物も考え、
母親にはここに来るな!!とずっと前から言っていたと。
しかし、いかんせん母親には見えていない為、まったく信じていないのと、仕事があるという理由で揉めてたらしい。。。
私はそのやりとりの事は知らないが、
子供の私には必要以上に怖がらせないように
気を使ってくれてたんだと思う。
じゃあ、そんな母親がどうやって納得したかと言うと、
伯母の近所の人にも見えていた人が数人いたらしく
事件の内容も内容なので、
近隣住民でお祓いを頼む手配もすぐにしており、
その光景と、近隣の方の証言もあり、流石に不気味に思い、連れて行くのをやめようと思ったとのことだった。。。
そして、お祓いして頂いた方曰く、
間違いなくアレは、お屋敷の子であり、
仲が良かった私を連れて行こうとしていたとのこと。
門の所が思い出の場所だったんだと思いますと。。
さらに、、、
誰も気づいていなかったけど、おじいさんとその子の母親も私を連れて行こうと、門の近くにいました。と
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- 行けないよ。一度連れて行かれそうになってるんだから。まりりん