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長編

一緒に。。。。

匿名 2日前
怖い 200
怖くない 60
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思う。 詳細は覚えていないが、建物は完全に焼け落ちる程の火事だった。 ただ、当時の私でも何となく不幸があったのは わかった。。。。 死という意味はよくわからずとも、もう会えないのは理解できて泣いた記憶も鮮明に覚えている。 その痛ましい事件後、 数日が経ったある日の朝。 私はまた伯母の家に預けられる事になる。 その日も離れの駐車場に車を止め、塀づたいに道を歩く。。。 かなり大きな火事だったんだとわかる。 塀に、所々黒く煤けた様な跡がある。 その生々しさが朝方にも関わらず、恐ろしい雰囲気を醸し出していた。 悲しい気分になり、無言で母親の後を歩いていた時だった。 右手の塀の先に、いつもの門が見えてきた。。。 (門は焼け残ってる。。。。。) と思った時だった。。。 その門の軒下に赤茶色の大きな物がある。。。 朝方の明るさ。 離れていてもはっきりとソレが何かわかった。 ソレは体操座りをしている子供だった。。。 全身は焼け爛れ、髪の毛は無く、左目の瞼も無く眼球が剥き出し。唇も無く歯も剥き出しになっている。。。。。 瞬きも無く微動だにしない。 私は固まった!!! あの子だと直感ですぐにわかった!!! わかったのだが、恐怖で直視ができない!! スタスタと歩いて行く母親の様子から、その子が見えていないのがわかる。 私は急いで母親にしがみつき、 「帰りたい!!!お願い!!!」 と泣いて懇願した!!!! しかし、 「仕事に遅れるから早くしなさい!!!」 と聞く耳を持ってもらえない。 問答無用で歩く母親。 着いて行くしか選択肢は無い。 距離は徐々に近くなる。。。 道が狭い!!!! アレのすぐ目の前を通らないといけない!?!? 現実を受け入れる事ができない私は、 真横に差し掛かる直前に目をぎゅっと瞑り、母親にしがみつきながらソレの横を通過した。。。 目を閉じると余計にあの凄惨な姿が浮かぶ!!! 目を開けた時アレが目の前にいたら??? と考えると中々目が開けれない!!! しがみついたまま、後ろを1度も振り向かず伯母宅までなんとか辿り着く。。。 生きた心地がしなかった。。。。 その日は伯母から片時も離れる事は無かった。。。 トイレも1人で行けなかった。 ただ、帰りもそこを通らないと行けない。 しかも次は夜

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  • 行けないよ。一度連れて行かれそうになってるんだから。
    まりりん
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