
短編
近所の山の話
匿名 2日前
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俺の住む県はとても田舎で山々に囲まれた場所だった。
そんな自然に囲まれた場所でも危険な場所ぐらいはある。
今から話すのは俺が小3の時に体験した話
あれはすっごく夏の暑い日夏休み前と言う事で浮かれていた俺と友達AとBいつも3人で行動することが多かった俺たちは昔から近づいては絶対にあかん場所があった。
山の麓に鳥居があり本家まではだいぶ階段を登らなければならない。
でも近所の人達は鳥居を通ることすら許されない。
あの神社の名前を口にしよう物ならそれはすごい剣幕で怒られる。
でもその当時の俺たちは馬鹿だから興味津々で学校帰りその神社に寄った。
いざ鳥居の中に入ると今までと違う空気が流れていた。
ドヨーンと重たい空気霊感のない俺達ですら分かるくらいの重たい空気
そのまま突き進んで行くと石の階段がありそれを登ると本家だ。
でもその建物にはすっごく汚い字で書かれた札がペタペタ貼られてたのよ。
御堂の中を覗いて見ると子供がニコニコこっちを見ていた。
Bが叫び「ヤバい」
A「そんなやばいんかよ笑」
ふざけながら見たAは
Aが御堂の中を覗いた。「うわぁ」と大声を上げた。
ニコニコ笑っていた女の子の顔がはっきり見えた。
口元だけ見えていた女の子の顔は近づいてきてるのが分かった。
ぐちゃぐちゃで凄く生々しい血が乾いた
目は白く濁っていた。
Bと俺は「おい逃げるぞ早く走れ」
Aにそう、大声をやあげると
A「力が抜けて走れないんだ」
俺はAをおんぶしそのまま全力で走って逃げた。
俺たちが生まれる2年前あの山で遊んでいた子供達が殺人鬼とも呼べる男に殴られ切られで殺される事件があった。
逃げる事すら出来なかった女の子は無念でしかないだろう。
ふざけて入った事を謝りにお花をもって翌日鳥居に向かった。
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- どんなお化けも幽霊も、警察官とコロナウイルスには敵わない❗匿名さん