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長編

5つの噂

匿名 3日前
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俺らは、ポカーンとしていた。 それもそのはずだ。俺らは何もコイツの邪魔は一切していないのだから。 「し、し、失礼しましたー!」 と1人がその場から逃げた。 そいつにつられて残った俺らもその場から逃げたんだ。 もうこの時点で涙目になっている奴が2人いた。 そりゃそうだ。怖いに決まっている。 そして三つ目の噂である、とある木に無数の包丁が突き刺さっている事について検証したいと思う。 「本当にさっき女ヤバかった」 「そうだよなぁ」 なんて声も聞こえてくる。 「てか本当に包丁がめっさ突き刺さってる木なんてあんのかよ。」 「ンなもんしらねぇよ」 「だから本当かどうか検証しに行ってんだよ!」 「つべこべ言わずに早く行こうぜ。」 と俺は言った。 「じゃぁさ、喋りながら噂を検証しようぜ!」 と中学時代の先輩がワケの分りない事を言い出した。 俺たちはかなりビビっていたので先輩の何気ない言葉で救われたような気がした。 「おい、どの木に包丁がめっちゃ突き刺さってるんだよ」 「んなもんしらねぇよ」 「うわぁ」 また誰かが叫び出した。 「んだよビビらせんなよ。」 「おいこれ、無数の包丁が突き刺さってる木なんじゃねーのか?」 確かにそこには無数の包丁が突き刺さってる木があった。 「何か気味が悪いな」 「早く行こうぜ。」 俺らは早くも四つ目の噂へと向かった。 次の噂は、軍服を着用した男と出くわすというものだ。 「そいつただのサバゲーに参加してる奴じゃね?」 「そうだな。絶対そうだ。」 すると、 「おい貴様ら!」 とどこからともなく怒鳴り声が聞こえてきたんだ。 声のした方へと振り返る。 そこには、軍服を着用した男がいた。 「おいテメェ。誰に貴様らって言ったんだゴラァ!」 とヤンキーの幼馴染が軍服の男に詰め寄る。 すると、 「貴様ら礼義がなっとらんな。」 と言うと、幼馴染を背負い投げ(?) したんだ。 幼馴染はすぐに立ち上がりその場から逃走。俺らもつられて逃走。 「お前何であんなおかしい奴に喧嘩売るんだよ。」 「なんかムカついたからだよ。」 そして最後の噂を検証しようと思う。 「最後はこちらを見てくるおっさんかぁ。」 「大丈夫だよただただこっちを見てくるだけだから。」 「てかそんなおっさんどこにいんだよ。」 「この山の出口にそのおっさんが現れるらしいぜ。」 「ホントかよ?」 「まぁネットで調べてみたんだよ。」 「マジか。そんなのも出てくんのかよ

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