本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

新着 中編
庭の影の話
庭の影の話
新着 中編

庭の影の話

16時間前
怖い 0
怖くない 0
chat_bubble 0
9 views

ジリリリリリリとアラームが耳障りに響き、私は目を覚ました。外は冬の冷たい日差しが差し込んでいる。

重い体を起こし、まずはアラームを止めてから、服を着替え、学校へ行く準備を始めた。私はどこにでもいる普通の高校生。友達はいるが、心の奥では孤独を感じていた。特に大して得意なこともない自分が、他の人と同じようにありのままに生きることができないと思っていた。

家族は私には優しいが、学校に行くたびに、そんな辛い気持ちを抱えながら毎日を過ごしていた。

リビングに降りると、家族は既に出かけており、一人静かな部屋に残された。朝食を取らずに外に出ると、いつもは賑やかな公園も静まりかえっていた。不気味な静けさに包まれながら、学校へ向かう。

教室に着くと、思わず息を呑んだ。クラスメートたちは全員、異様に整列し、背筋を伸ばしている。彼らは無表情のまま、私を見つめていた。何が起こっているのか理解できず、心臓が高鳴る。

その時、私は足元につまずき、倒れ込んでしまった。周囲の視線が集まり、彼らは一斉に爆笑した。その笑い声は、凍りつくような寒さを感じさせた。私は恥ずかしさで顔を覆い、すぐに起き上がろうとしたが、彼らはそのまま笑い続けている。

不安に駆られた私は、席に着くことができず、ただその場に固まっていた。教室の扉が開き、先生が入ってくると、彼もまた満面の笑みで「おはよう!」と叫んだ。その声が響く中、クラスメートたちが立ち上がり、無秩序に動き回り始めた。

私は恐怖に押しつぶされそうになり、逃げ出した。廊下を駆け抜け、校門を抜けると、外にはまるで私を待っていたかのように、同じような不気味な表情の人々が歩いていた。

彼らの中に一人、私に気づいた者がいた。彼は近づいてきて、目が合うと、周りの人々も一斉にこちらを見つめる。私は再び恐怖に襲われ、全力で逃げた。自分の家に帰れば、家族がいるはずだと信じて。

家に辿り着くと、玄関を開けると中から家族の笑い声が聞こえた。不安な気持ちが込み上げ、ドアを開けると、家族は全員、テレビの前に座り、無表情で画面を見つめていた。砂嵐しか映っていないテレビを。

全てが壊れてしまったような気がした。何もかもが狂っている。もう逃げ場はない。私は外に飛び出したが、家族の声が背後から迫ってきた。

その時、突然、後ろから「たっ、たっ、たっ」という足音が聞こえてきた。振り向くと、冷たい笑顔の家族が私を囲むように立っていた。

1 / 2

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_001

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 1
怖い評価 0
閲覧数 9

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(0件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.1.135

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 心霊スポット
  • 意味怖
  • 禍禍女

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...