
短編
手紙(意味が分かるとこわい話)
匿名 2日前
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ある女の子が学校の帰り、森の中の道を歩いていた。
田舎の人通りも少ない道で、夕闇も迫っていたためあたりは鬱蒼とした不気味な森だった。
女の子が歩いていると、いつ来たのか前には男の子がいた。
びっくりする女の子だが、男の子は別に幽霊とかには見えず、学校でたまに見かける他の学年の子だった。
女の子が少しほっとすると、男の子は手紙を渡した。
女の子は手紙を受け取ると、男の子は今すぐ読んでほしいと言った。
女の子は少し迷いながらも、手紙を読んだ。
手紙には次のように書かれていた。
・・
きのう、お祭りがあったね。
みんな来ていたね。楽しかったね。
のめないラムネを初めて飲んだのはきのうだった。
ううってなったけど、なれたら飲めたよ、
しろいテントがあったじゃない。おばけやしき。
ろうそくがこわかったね、あとのっぺらぼうも。
にしに行くと、金魚すくいがあったね。
おれ、あれ苦手なんだよね。
ばかみたいに取れない。
けんとうもつかないよ。金魚の動きなんて。
がんばろう。来年は。
いぬもいたね、神社のはしに。
るーくって名前だったね。かわいかったね、
よく楽しんだよね、来年もまた行きたいね。
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chat_bubble コメント(3件)
- スマホで見るとズレるようなので、修正しました。悪ガキ
- 表示ずれてますよめそ
- 手紙を縦に読むんだよ?以下、同意!