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短編
花子さん
匿名
短編

花子さん

匿名
2020年1月22日
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それは小学生の頃。

私たちヤンチャな6人組の子供は図書室の本棚に並べられている「学校の怪談」というシリーズ物の都市伝説集を読み試すのが流行っていた。

例えば

こっくりさん

血まみれのコックさん

紫色の鏡

さっちゃん

などなど。

面白がって退屈な日常に刺激を与えていたつもりだった。

小学生といえど、荒唐無稽な話など本気にはしなかったが。

こっくりさんだって試したし、さっちゃんも歌った。

いずれも本に書かれているような現象は起きなかった。

とはいえ、何を試すのも始めるまでは脈拍が早くなったのは確かだった。

だから都市伝説を立証させる時は必ず2、3人で集まった。

都市伝説集には、定番の花子さん降霊の儀式も記載されていた。

場所は小学校、やり方は以下のようになっている。

【3階のトイレで3番目のドアの前に立ち、「花子さん、おいでください」と3回唱え、3回お辞儀し3回ノックをする。その後3回その場でくるくると回り、3秒以内にトイレを出る。】

この儀式は集団でするには幅を取るので、私やほかの友人は「ひとりじゃないと出来ないね」ということで誰も名乗りを上げなかったが、1人稀有な友達が「私がやるよ」と余裕そうに手を挙げた。

書いてあった通り儀式を済ませた友達は、緊張からか少し顔色を悪くさせながら「大丈夫だったね」と笑った。

しかしその数日後、彼女には3つの不幸が立て続けに起きた。

先ず、母親が詐欺に遭い100万の借金を抱えた。次に、祖父が突然死し、更に両親が離婚をした。

この3つの不幸があの儀式に関連しているのかは不明だが、私は見てしまった。

トイレを急いで駆け抜ける時、通った鏡に映る友達の背中にベッタリと張り付いた黒い影を。

私はあの日見た影の存在を彼女に言えないままでいる。

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