
短編
朝起きると
マークアーク 2016年8月2日
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僕が多分5歳の頃、朝起きるとテレビの前に知らないおじさんが立っていました。
その時はなぜか怖くなかった。
親に誰かと聞いてみようと起こそうとしますが、なぜか起きてくれない。
そうしているうちに消えてしまった。
そんなこともすっかり忘れてお盆におばあちゃんの家に帰ると目に入った遺影?に見覚えがあるなぁと思いそこで思い出した。
おばあちゃんにこの人に会ったよというと泣き出してしまった。
その人は僕が生まれる前に亡くなったおじいちゃんだったのだ。
何十年経った今でも鮮明に思い出せる。
これといったオチもないが、一ついいたい、幽霊などいないと頭ごなしに言わないでほしい。
この怖い話はどうでしたか?