
短編
人形の呪い
匿名 2016年6月28日
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これは私が小学6年の時の話です。
当時私には2歳年下の妹がいました。
妹はいつも学校から家に帰ると私を誘って人形遊びをしようと駄々をこねるのでした。
そんなある日の事でした。
私のお母さんのお父さん、私から見ると叔父ですね。その叔父が外国旅行から帰ったてきました。
叔父は、私たちのためにおみあげを持って帰ってきてくれました。
私には人形が、妹には小さなオルゴールを貰いました。しかし、私が貰った人形をよく見ると普通の人間のような感じに見えてきみが悪くなり、妹のおみあげとこうかんしてもらいました。妹はその人形を気に入ったのか、遊びに行く時も、旅行の時もいつも出かける時は必ず人形を持って行っていました。
ある日、妹が他の友達と遊びに行くといいながらそのまま家に帰ってきませんでした
これはまずいと思った私は警察に通報し、
近所の人にも声をかけ妹を探しました。
何時間たったのか忘れかけてたとき、
「いたぞー!!」と声が聞こえその声の方に行くと妹が道端で倒れぐったりしてました。そして、病院に駆け込みましたが遅かったのです。妹は坂道のところで足を滑りそのまま壁に激突し死亡したという結果でした。その時も、もちろん人形がいました。人形は葬式で妹と一緒に焼く事になりました。妹の葬式が終わり家に帰るとその日1日ずっとあれこれしていたので疲れ切っていた私は、自分の部屋に行き休む事にしました。部屋に入ると目の前にはあの妹が大事にしていた人形があるのです。
確かに妹と一緒に焼いたはずなのになぜかそれがあるのです。私はきみが悪くなりゴミ袋に人形を入れ捨てました。次の日私は目を覚ますとまた、目の前に人形がいるのです。私は耐えきられなくなり神社に行き神社の人に預かってもらうことにしました。それから、1年が経ち妹の命日が来ました。葬式場に行った私は驚きました。
妹の写真の横にあの人形がいるのです。
そして小さい女の子が「わぁ〜お人形さんだ〜」と人形を持ち上げていました。
そして私は見たのです。
その女の子のスカートを人形ぎゅっと握っているところを。
この怖い話はどうでしたか?