
(「女子高生の親友4人が夢の世界で再会」の続き)
・・
4人は丘の上から階段を降りていった。
見渡す限りの広い公園だった。
「それにしてもここどこなんだろうね。亅
舞歌が言うと、桜子は
「夢に出るってことは、前に行ったところなのかなぁ。」
すると陽菜は、
「私たち4人とも?こんなところ行ったこともないよ?」
琴音は
「まぁ、夢の世界だからね。現実にある場所とは限らないんじゃない?」
そして舞歌は、
「それに、私たち4人以外に誰もいないね。」
舞歌の言う通り、広い公園は他に人影などが全くなかった。
・・
公園をしばらく歩くと、学校のような建物が見え始めた。
近くまで行くと、それは4人が通う瀬名高校によく似た建物だった。
ただフェンスや柵などがなく、そのまま校舎内に入れそうだった。
陽菜は、
「え?これ瀬名高だよね。亅
琴音は
「私もそう思った。でも何でこんなところに?」
もちろん、現実の瀬名高校の隣に大きな公園はない。
夢の中とはいえ4人は不思議な感じがした。
桜子は、
「中に入ってみない?なんか面白そう!」
舞歌も
「うん、そうだね!」
いつも4人が入る自転車通学用の入り口から中に入った。
昇降口で4人がそれぞれのロッカーを開けると、いつものように自分の上履きが入っていたのでそれに履き替えた。
夢の高校の中も公園と同じように4人以外のひと気はなく、物音や声も聞こえない。
そして階段を上がり、3階に行くと、
「あった!2年5組!」
舞歌が叫ぶと、そこには2年5組と書かれたいつもと変わらない教室があった。
「私たちの教室だね。」
陽菜は嬉しそうに言い、4人は教室の中に入っていった。
桜子は、
「ここが私の席だね!あとここが舞歌で、ここは琴音、あと陽菜も!」
4人はホームルームでの自分の席に座ろうとしたが、舞歌は
ねえ、例の席で座ろうよ!」
それは、昼休みや放課後などで4人がまとまって座る座り方だった。
陽菜がそのまま自分の席に座り、その右隣りに琴音、陽菜の後ろに舞歌、舞歌の右隣が桜子である。
4人が座るときは暗黙の了解でこのように席順が決まっていた。
「さて、ちょっとまったりタイムでも!」
陽菜と琴音が机を向かい合わせてくっつけようとした直後、廊下から複数の上履きの足音が聞こえた。
「あれ、みんな来るのかな?」
しかし足音だけが聞こえて、話し声などは聞こえなかった。
陽菜と琴音は机を元に戻した。
すると、見たこともない生徒たちが教室に入ってきた。
「え?誰、この人たち??」
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