
短編
崖
匿名 4日前
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これは、私が体験した恐ろしい話しです。
私は彼氏とドライブ行く約束をしました。
そして、数日後ドライブに行ける日がこの日しかない!と、彼氏に言われたのでその次の日に行きました。
彼「今日は、海でも行くか!」
私「うん!!」
そして…私達は海に行きました。
あの時、海にさえ行かなければ…。
午後4時くらいに海に着きました。
私「わぁー!夕日が綺麗!」
彼「本当だ!でも、4時にしちゃ暗くねえか?」
私「確かに…。〇〇(彼氏の名前)なんか、怖いよぉ。」
彼「大丈夫だよ!俺もいるし‼︎」
そこに、すごい風が吹いてきました。
「ビューん。ビューん。」
私「うわぁ!〇〇早く帰ろ!あれ?〇〇?
どこ行ったの?もぉー!知らない!帰っちゃうよー‼︎」
しーん。。。
「〇〇?どこ行ったの?うわぁ!」
私の背後には、崖がありました。
「あっぶなー!もうちょっとで落ちる所だった…。」
そんな事をしていて…
「え?もう7時?やば!〇〇‼︎早く戻ってきてよね!良い加減にしてよ!!!
本当に帰るから!」
彼「おーい!ごめんごめん!」
私「もぉ!良い加減にしてよ!怖かったんだから‼︎」
彼「ごめんな。理恵(私の名前)今までありがとう。これからも、ずっと一緒だよ。」
私「何言ってんの?当たり前じゃん!!」
彼「だからお前も連れて行く!!」
私「きゃー!何するの!〇〇!やめて!やめてよ!」
しばらくして、私は目が覚めました。
自宅の玄関で倒れている所を、隣の人が見つけて病院まで連れて行ってくれたそうです。
彼「大丈夫か?」
私「え?きゃー!」
彼「どうしたんだよ!」
私「だって、〇〇私を…がけにおとそうとしたじゃない!」
彼「え?俺一ヶ月お前に会ってないぞ!」
私「え?昨日ドライブに行ったじゃん!」
彼「は?何言ってんだよ!」
どうやら、彼は本当に私とドライブに行っては、なかったみたいです。
では、あの日一緒にドライブに行った人は誰だったのでしょう。
そして…今あの人は、どこにいるのでしょう。
あの日
彼は本当に私に会っていないのでしょうか。
今思えば、あれは元彼にとても似ていました…。
私は彼の顔すら分からなかったのでしょうか。
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chat_bubble コメント(3件)
- てんてこまーい
- これは大変だな。少将
- 今でも、トラウマになってます。セブン