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長編

夏休みの男の子

匿名 2日前
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先に言っときます。 怖い話ではなく、私が体験した不思議な話です。 怖い話を期待されていた方、誠に申し訳ありません。 この話は私が当時7歳の時と、去年21歳の時に体験した話です。 7歳の時、私は田舎にある祖母の家に夏休みの間過ごすことになりました。 祖母の家の近くにあるものと言えば、田んぼに畑、川に山。 本当にこれ位しかありませんでした。 周りには私と同い年位の子は全くいず、私は毎日川沿いを歩いたり、田んぼでアメンボを捕まえたりと、すごくつまらない毎日を過ごしていました。 せっかくの夏休みだ。 私は何か思い出を作らないと絵日記が歩いた事とアメンボだけになってしまうと思い、少し周りを探索することにしました。 どれくらい歩いたかは覚えていない。 気付いたら神社の階段の前にいた。 新しい発見に私はワクワクし、階段を勢いよく駆け上がり鳥居をくぐって神社の前まで来た。 神社の戸の隙間から中を見ると、中には賽銭箱と鐘があった。 中に入ろうと思い戸に手をかけようとしたその時。 後ろから「こらっ!」っと怒鳴られた。 驚いた私は変な声を上げると同時に後ろを振り返ると、私より2才くらい?年上と思われる男の子がいた。 その男のはズカズカと私に近づき、私の手を取り鳥居の前まで引っ張られた。 突然の出来事に私は混乱していた。 でも、男の子はそんな事は構わず、私に神社に来た時のきちんとした作法を教えだしました。 「鳥居の前では一礼しないとだめ」「礼は深すぎず浅すぎず、頭から腰に掛けて一直線になるように」「左足から入る」 男の子に言われるがまま、私はその通りにした。 そして、神社での参拝の仕方を一つ一つ教えられて、一通り終えた後、私と男の子は神社の階段に腰を掛けた。 男の容姿は、白い浴衣のようなモノに、草履?草鞋?って言うんですかね? まあ、少し古い恰好をしていました。 後、男の子の右耳はありませんでした。 でも、祖母が住んでいる田舎では特に珍しい事でもありませんでした。 地元の祭りで。紅白の棒の両端に刃物を取り付け、それを回しながら踊るという祭りがあり。 その祭りのせいでよく耳を落とす人がいたので、私には不思議に感じませんでした。 現に、私の父親も、右耳が少し削れており、祖父も左耳が無いので。 少し話がずれたので戻します。 男の子の喋り方は、どこか年寄り臭く、見た目とのギャップが凄かったのを覚えています。

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  • 本当に会えなくなる時しかお別れは言わないって書いてあって最後に男の子がお別れと名前を言ったところめっちゃ感動した良い話
    ゆーき
  • 面白かったです。いい話です。
    うんこりん
  • 娘さんには男の子が見えていたんでしょうね。
    おもち
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