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中編
幽霊と友達になった話
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幽霊と友達になった話

2019年7月22日
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俺は小学生ぐらいの時からたまに変なものを見るようになり、20歳前後のころをピークに一切見なくなった経験を持っている。

うちは親父が心霊体質だったらしく、「うちには霊がいるぞ。でも悪い霊じゃないから平気だ」とよく言っていた。

母と弟は流していたけど、俺は「そうかもしれないな」と思っていた。

中学生の時、家に俺以外誰もいないときに、二階で人が飛び回るような足音が突然鳴り出したことがあった。

はじめは無視していたのだが、あまりにうるさく、長時間続いたので腹が立ち、階段の下から「うるせえ!いい加減にしろ!」と怒鳴ったらピタリと止んだことがあったからだ。

あれ以来、うちには何かいるのかもな~と思っていたのだ。

そして俺が大学生のころの話。

深夜2時ぐらい。明日も学校だったのでそろそろ寝ようと思って電気を消してベッドに横になった。

ウトウトし始めた途端、突然。

ドン!!

ベッドの柵が、まるで誰かに思いきり蹴られたかのような大きな音を立てた。

俺は物凄く驚いた。

部屋にはもちろん誰もいない。

もしかしてアイツの仕業か? 中学生のころ怒鳴りつけたアイツ。

俺はあの時のことを思い出し、怒鳴りつけた仕返しを今頃?と少しだけ怖くなった。

暗闇の中テレビだけつけて、しばらく気持ちを落ち着けることにした。

それから30分ぐらいそうしていても何も起きなかったので、再び眠りにつくことにした。

テレビを消し、目を閉じる。

再びウトウトし始めた瞬間。突然。

バチバチバチ!!

今度は消しているはずの部屋の蛍光灯が大きな音を立てた。

俺は再び死ぬほど驚いて飛び起きた。

あわてて部屋を見回すも何も異常はない。

・・・・・・・・。

きっとアイツだ。

そうに違いない。

ここで慌ててしまってはアイツの思うつぼだ。落ち着いて説得したほうがいい。怖がったりすると霊は調子に乗ると聞いたことがあるし。

俺はベッドの上に正座をして、暗闇に向かってしゃべり出した。

「あのさぁ、もうこういうのはやめようぜ。別に俺は出てってくれって言ってるわけじゃないんだよ。ここにいたいんならいてもらってもいいよ。ただ、おどかし合いみたいなのはもうやめよう。どうせここにいるんだったら友達になろうよ。ね?分かった? 俺明日も学校だし、そろそろ寝ないと寝坊しちゃうんだ。だからもうおどかさないでよ。仲良くしよう。約束ね。じゃあ、俺もう寝るから。もうおどかすのはなしね。じゃ、よろしく。おやすみなさい」

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はじめまして、よろしくお願いします。

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