
長編
にやれてぬ
匿名 3日前
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切ろうとした
がなぜか、というより予想通りゲームは終了されない
勝手に△△の最後にカーソルが合ってゲームが開始される
しばらくの暗転
俺はテレビを消そうとリモコンの電源ボタンを押した
しかしテレビは消えない
テレビの前から移動して逃げようとも思ったが体が金縛りにあったように動かない
すると画面は砂嵐に変わる
ザー
それが体感5分ほど続いた
依然俺は動けないし目線すらもそらせない
すると急に画面が真っ白になりお寺のお坊さんみたいな人が映った
ゲームのはずなのに実写のお坊さんがこちらを見ていた
そのお坊さんは話をはじめた
あなたは
と話し始めたがすぐに目が白目になり口から血を吹き出し倒れてしまった
そしてその奥にやつがいた
坊さんがいたところの真後ろに
見覚えのある顔
それは俺の実家に飾ってあった先祖のおばあちゃんの顔
あの飾ってある写真通りの白黒の先祖
ただ違っていたのは白目のところがなかった
要するに白目がなく黒目だけの先祖がニタニタ笑いながらこちらを見ていた
俺はあまりの恐怖と訳のわからなさに涙を流していた
父ちゃん、母ちゃん、助けて
俺は心の中で祈った
するとその祈りが届いたのか
今でも覚えている
父ちゃんの声で
あの時と何一つ変わらぬ声で
△△
そう呼ばれた
ああ、助かるかもしれない
父ちゃんがきっと助けてくれる
そう思った次の瞬間
シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ
確かに父の声でそう言われた
しかもそれは聞いたこともないような憎悪に満ち溢れたような叫び声だった
そしてテレビの画面に目をやるとニタニタした先祖がゆっくりと立ち上がりこちらに近づいてきた
そしてテレビから出てきてゲームの前までゆっくり近づいてくる
よくある怖い話だとここで気を失うのだろうか
しかし俺の場合そんなことはさせてもらえなかった
ゆっくりゆっくり
そして鼻と鼻が触れるほどに
触った感覚はない
が更に近づいてきて気持ち悪いニタニタ先祖が完全に俺と重なった
その時俺は少し時間差で怒りを感じた
あんなに優しかった父ちゃんがあんなこと言うはずない
こいつが言わせてるんだ
そう思って俺は叫んだ
「てめえは俺の父ちゃんがそんなこと言うと思ってんのか
俺の父ちゃんに言いたくもねえこといわせてんじゃねえよ」
すると俺にピッタリ重なっていた先祖が消えるのを感じた
逃げよう
そう思ったら体が動いた
必死に逃げた
部屋を出て廊下を走
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- 胸糞〜〜〜ぁぁぁぁ。うんこりん