
冬の夜、大学生の私は友人3人と共に山小屋でスノーボードを楽しんでいました。外は雪が降りしきり、静まり返った山の中で、私たちは温かい飲み物を囲んで笑っていました。
その時、古びた電話が壁にかかっているのを見つけました。普段は使っていないはずの電話が、なぜか気になりました。
「もしもし、誰かの電話か?」と友人の一人が言いました。興味本位で、私は受話器を取ります。「はい、○○です」と言うと、相手は何も返事をしません。
「無言電話だな」と思い、すぐに電話を切りましたが、その後も何度も電話が鳴るのです。友人たちも興味を持ち、次々と電話を取りますが、やはり無言のまま。次第にその無言電話が気持ち悪くなり、私たちはその話題を避けるようになりました。
数日後、私たちは山小屋を離れ、帰路につくことにしました。しかし、その日、また無言電話が鳴りました。今度は、私が宿泊している別の場所で、同じように無言の電話がかかってきました。
不安になりながら、私は友人たちに電話のことを話しました。すると、彼らも同じように無言電話がかかってきていたことがわかりました。私たちの間に何か不気味な繋がりがあるのかもしれないと、恐怖が広がります。
その後、山小屋に戻ることはありませんでしたが、心のどこかで無言電話の正体を知ってしまったような気がします。私たちが無言で呼ばれ続けていた理由、それは、山の精霊が私たちに何かを伝えようとしていたのかもしれません。無言の呼び声は、今もどこかで鳴り響いているのです。私たちは、その恐怖を忘れることができません。
背筋が凍るような体験でした。今でも、あの電話の音が頭から離れません。無言の電話が送ってきたメッセージは、決して無視してはいけないものだったのかもしれません。
そして、今夜もまた、誰かの無言の呼び声が響いているのです。
恐怖は、いつまでも私たちに付きまといます。
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