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長編

誘(いざな)いの腕

匿名 3日前
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よ帰ろ!」 私「なんで?疲れたん?」 A「いや、そうじゃない、けど、、、う、、う、、」 このときAは立ち泳ぎをしながら、私のほうに向かっていました。 私「う?やっぱ鰻おったん?」 A「う、腕!!」 (ゴポッゴポッゴポぉ) 私の元に泳いできていたAがいきなり、水中に沈みました。 いや引きずり込まれたという表現のほうが正しいかもしれません。 それと同時に私の持っていた松明がいきなり、ふっと消えました。 一瞬のできごとに焦った私は、消えた松明とバケツを投げ捨て、 私「Aー!Aー!大丈夫か!?」 と大声で叫びながらAの沈んでいったほうに急いで近寄っていきました。 Aの姿はすでになく、水中に無数の青白いものが見えていました。 (ゴポッ) (ゴポッ) (ゴポッ) 青白いものが水中から、その姿を現しはじめたのです。 (や、やばい!引きずり込まれる!) そう思った私は、無我夢中で走りました。 しかし水中ということもあり、水の抵抗と、藻のついている足元の石のせいで、上手く走れません。 そのとき、 (ズルっ) (ザパァーンっ!!) 私は石で足をすべらせ、川面に叩きつけられました。 そして急いで水面に出ようとしたとき、再度水中に引き込まれました。 手で水を掻き、足もバタつかせましたが、あと数10cmのはずの水面に届きません。 それもそのはず。 このとき私の足には、無数の青白い腕が絡みついていたのです。。。 (もう、無理かな) (俺もAみたいに引きずり込まれるんかな) このときの私は怖さよりも、諦めと、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 (A、ごめん。俺のせいで) (ばあちゃん、じいちゃん、ごめんな、、さ、) ここで私の意識は途切れました。 ---- 「◯◯!!◯◯!!」 *◯は私の名前 そう呼ぶ声で、私は目を覚ましました。 (ゆ、夢、、、?) そう思った私は次の瞬間、身体に走る痛みで、現実に引き戻されました。 両足には包帯がぐるぐる巻きにされており、地肌を見ることができません。 無意識のうちに包帯を取ろうとすると、 「やめときんさい!」 頭上からばあちゃんの声が聞こえました。 そして周りを見ると、ばあちゃんだけでなく、じいちゃん、そして両親、近所のおっちゃんたち数人が私を見下ろしていました。 「目覚めたか!良かったあ!」 誰ともなくその

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  • お盆は川に行かないようにします。
    れーたん
  • 最後のその後談がいらないのでは。 原因不明なのに何故痣が消える事はないと断言できるのか?その箇所のせいで話全体が安っぽくなった。
    じゃん
  • 目を通していただきありがとうございます!
    ▲▼
  • 確かに、、、、、、、
    かっしー
  • 怖いですね…((((;゚Д゚)))))))
    りんご丸
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