
短編
俺の部屋には何かしら居る
だい 2日前
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家での体験をいくつか。
実家が古く廊下も歩くとギシギシと鳴るぐらいボロい家だった。
小6ぐらいの話だ。
夏場の昼間に風呂の引き戸も開けっぱなしにしながらヌルい湯船に使って居ると
風呂の前の廊下を白い何かが通った。
弟だろうと思って居たが足音も無ければ廊下のギシギシ言う音もなかった。
と言う話を高校生になってから弟にすると
弟も同じ体験をしていた。
次男の初めての心霊体験だったそうだ。
あれは、座敷童子か何かなんだろうか?
今も実家は爺さんと婆さんが住んでいる。
さて、色々あって引っ越したアパートの1つ目
夜中に猫の鳴き声の様な声がした。
威嚇でもしてるかのような声はドンドン近づいてくる。
それは、猫ではなく赤ちゃんの泣き声だった。
その泣き声は、部屋の中を通って
また遠ざかっていった。
弟達には聞こえなかったらしい。
次のアパートでは、風呂に潜って湯船の中から天井を見ようとしたら
小学生ぐらいの女の子が浴槽を覗き込んでいた。
水面が揺れて顔までは確認出来なかったが
恥ずかしいのでやめてほしい。
部屋で彼女がトイレに行っている俺を待ってる時に、少しだけ開いたドアの隙間から
知らない人が覗いていたと言われた。
多分たまに出る体育座りをした少年の霊だと思われる。
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