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遅い帰宅の恐怖
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遅い帰宅の恐怖

1時間前
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私が以前住んでいた古びたアパートでの出来事。

寒さが身にしみる冬のある夜、仕事が立て込んでいた私は、深夜近くに会社を出た。お腹が空いていたので、帰りにコンビニで軽食を買うことにした。

アパートには独りで住んでおり、家族はいない。遅くなることは伝えてあったので、気にせず帰路についた。

駐車場に車を停め、アパートへと向かう。2階建ての建物で、私の部屋は2階の奥に位置している。階段を登り、足元を見つめながら、何か考え事をしていた。

「そういえば、まだあの資料を仕上げてないな…」

そんなことを考えながら階段を上がると、いつもと違うことに気付いた。アパートの廊下には、いつも置かれている隣人の靴や植木鉢が一つも見当たらない。異様な静けさが広がっていた。これがいつも通りの光景だったはずなのに、何かが違う。

ふと、誰かがドアを開ける音がした。隣の部屋のドアだ。

「誰かが出てくるのかな?」

そう思って見ていると、ドアは開いたまま誰も出てこなかった。好奇心に駆られ、私は無意識にそのドアの方へと歩み寄った。

ドアの前で立ち止まり、中を覗こうとした。しかし、部屋は真っ暗で中の様子は全くわからない。すると、突然背中から押されて、その部屋の中に引きずり込まれた。

驚いて出ようとしたが、ドアは閉まり、どうしても開かない。焦りが募る中、部屋の奥から声が聞こえてきた。

「おかえりなさい。」

その声は、まるで私の帰りを待っていたかのようだった。私は恐怖心から一歩も動けず、ただその声に耳を傾けるしかなかった。

「何を作ろうかしら…」

私は恐る恐る部屋の中を見渡した。すると、暗闇の中に古い鏡が目に入った。鏡に映ったのは、頭のない女性の姿だった。恐怖で全身が凍りつく。

「違う、違う、間違えた!」

叫びたくても声が出ない。女性は私に向かって何かを話しかけ続けている。その声は、どんどん大きく、耳鳴りのように響いてきた。

我に返り、ドアを開けようと試みるが、全く開かない。目の前の女性が何かをし続ける中、私は思わず頭を抱えた。

その時、ふと気付くと、鏡の中に映る頭のない女性は、こちらをじっと見返していた。瞬間、真っ暗な部屋から逃げ出したくなり、無我夢中でドアを叩いた。

ようやくドアが開き、外に飛び出すと、逃げるように自分の部屋へと駆け込んだ。鍵をかけ、息を整えたが、心臓はバクバクと音を立てていた。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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