
長編
建て替え
匿名 2日前
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ヘルパーさんの助けがないと外に出れない方で、そのまま部屋に取り残されてしまったの。噂には聞いていたけど、本当に電話がかかってくるなんて」という店長
おいおいマジかよ。なんて思いながらも、非通知に折り返しはできないので、そのまま月日は流れて行きました。
季節は冬にさしかかり、年に一度の長期空室物件の大掃除の日がやってまいりました。
基本2人で掃除を行い、その日私と同行になったのは社歴38年の大ベテランのおじいちゃん社員の林さんでした。定年は迎えており、趣味の延長で仕事をしているそうだ。
林さんはその日別のアパートで入居者対応の予定があったので、別々で掃除物件に向かうことに。
社用車に乗り、ナビを設定するためにGoogleマップを開き目的地の住所を入れると、そこに表示された画像は更地でした。
いやなんでやねんと思いながら、Googleマップだとたまに番地のずれで写真が違う時がたまにあるので、特に違和感を感じずに向かうことにしました。
国道23号線に乗り、しばらく車を走らせると事務所から30分程度で目的地へ到着しました。
まだ林さんはきていないようなので、今回掃除予定の102、103の暖房をつけておこうと思いました。
102号室は長期空室なのですが、林さんが普段から手入れしていることもあり、とても綺麗でした。暖房を入れるとしっかり暖かい風が出てきて、掃除中手が悴むこともなさそうです。
しばらくエアコンの直風で暖まった後、103号室のエアコンもつけにいこうと立ち上がると、天井に黄色いシミを発見しました。
ヤニ汚れのような。
こういうのも掃除するのかなーと少し億劫に思いながら、玄関の方へ向かったそのとき、入ってきた時には感じなかった猛烈なタバコのにおいが鼻を刺激しました。
その際私は「エアコンが古いから」としか思わなかったのです。
これは後々知ることになりますが、私の勤める不動産会社では、設備であるエアコンは一定期間が過ぎたら交換、また退去するたびにエアコン洗浄をしているとのことでした。なのであのとき感じたタバコの匂いに、エアコンは関係なかったのです。
鼻をつまみながら102号室を出て、隣の103号室の扉の前にきて、鍵を開けます。
そのとき、ふと違和感を感じました。
まるで、まだ人が住んでいるような、明らかに空室とは思えない生温かさ。実際、触れたドアノブはなぜか冷たくありませんでした。
一瞬怖くなりましたが、こんなこ
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- 全身の鳥肌がフル勃起wwwポケモナー
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- めっちゃ感動したつばさ
- ええ話やんチョメチョメハイツ
- チョメスハイツきこ