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友人の家の話。
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10時間前
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冬のある夜、私は大学の友人から誘われ、廃墟になった図書館に行くことになった。心霊スポット巡りが流行していた私たちにとって、こうした場所は刺激的な冒険だった。友人たちと共に車を走らせ、到着した図書館は、外見こそ古びていたが、内装は広々としていて、かつての威厳を残していた。

中に入ると、不気味な静けさが支配していた。友人たちは心霊体験を期待し、私は少し不安になった。数時間探索した後、特に何事もなく、私たちはカラオケに向かうことにした。楽しい夜を過ごした後、友人Bの家に泊まるつもりだったが、帰れない理由を家族に伝えるのが億劫で、友人の家に泊まることにした。

友人Bの家は、両親が共働きで自由な環境だったため、よく遊びに行く場所だった。しかし、その日は何かが違っていた。友人Bが玄関を開けると、母親が待ち構えていた。

「今までどこに行ってたの?」と母親が問いかける。友人Bは「カラオケに行ってた」と答えたが、母親はすぐに「それだけじゃないでしょう?」と続けた。私たちは互いに目を合わせて困惑した。心霊スポットのことをすっかり忘れていたが、母親の言葉でそのことを思い出した。

「心霊スポットにも行ったよ」と友人Bが言った瞬間、母親は手に持っていたお塩を撒き始めた。私たちは驚き、目を見張った。母親は「本当に危ないことをしているのよ!」と叫び、その後は何を聞いても答えなかった。

その後、私たちは心霊スポット巡りに興味を失い、社会人になった頃には、友人たちとも疎遠になっていた。しかし、ある日、友人Bと再会し、あの不思議な出来事を振り返った。どうして母親があのような反応を示したのか、今でも謎だった。

冗談半分で、友人Bは母親に電話をかけ、あの日のことを尋ねた。スピーカーにした電話越しに、母親は楽しそうに話し始めたが、急に声のトーンが変わり、「あの時、本当に怖かった」と言った。

「その日、早朝にインターホンが鳴って、誰かが来たと思って覗き穴から外を見たら、見知らぬ女の人が立っていて、すごく寒気がしたから、ドアを開けるのをやめて塩を撒いたの」と。

母親の言葉に驚いた私たちは、あの日の記憶を辿ったが、その女性の姿は一切記憶にない。ただ、帰ったのは私たち二人だけだったはずだ。そして、母親はその女性が私たちの後ろに立っていて、ずっと見ていたと言ったのだ。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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