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長編

コピペ カン、カン

匿名 4日前
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私が代わって消灯をした時の・・・ 「カン、カン」 また鳴りました。扉の向こうから、さっきと全く同じ金属音。 私はいよいよ怖くなり、妹の部屋の壁を叩いて、 「ちょっと、起きて!」と叫びました。 しかし妹はもう寝てしまっているのか、何の反応もありません。 母は最近ずっと早寝している。 とすれば、家の中でこの音に気付いているのは私だけ・・・。 独りだけ取り残されたような 気分になりました。そしてもう1度あの音が。 「カン、カン」 私はついにその音がどこで鳴っているのか分かってしまいました。 そっと部屋の扉を開けました。真っ暗な短い廊下の向こう側にある居間。 そこはカーテンから漏れる青白い外の光でぼんやりと照らし出されていた。 キッチンの側から居間を覗くと、テーブルの上にあの女がいた。 幼い頃、姉と共に見た記憶が急速に蘇ってきました。 あの時と同じ姿で、女は白い着物を着て、すらっとした背筋をピンと立て、 テーブルの上できちんと正座し、その後姿だけを私に見せていました。 「カン、カン」 今度は、はっきりとその女から聞こえました。 その時私は声を出してしまいました。 何と言ったかは覚えていませんが、またも声を出してしまったのです。 すると、女は私を振り返りました。 女の顔と向き合った瞬間、私はもう気がおかしくなりそうでした。 その女の両目には、ちょうど目の中にぴったり収まる大きさの鉄釘が刺さっていた。 よく見ると、両手には鈍器のようなものが握られている。 そして口だけで笑いながらこう言った。 「あなたも・・・あなた達家族もお終いね。ふふふ」 次の日、気がつくと私は自分の部屋のベッドで寝ていました。 私は少しして昨日何があったのか思い出し、母に居間で寝ていた私を部屋まで 運んでくれたのか、と聞いてみましたが、何のことだと言うのです。 妹に聞いても同じで、「どーせ寝ぼけてたんでしょーが」とけらけら笑われた。 しかも私が部屋の壁を叩いた時には妹は既に熟睡してたとのことでした。 そんなはずない。 私は確かに居間でアレを見て、そこで意識を失ったはずです。 誰かが居間で倒れてる私を見つけて、ベッドに運んだとしか考えられない。 でも改めて思い出そうとしても頭がモヤモヤしていました。 ただ、最後のあのおぞましい表情と、ニヤリと笑った口から出た言葉は はっきり覚えていた。 私と、家族がお終いだと。 異変はその日のうちに

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  • 最初は面白かったけどお姉さんがその女の顔を見た後の展開がちょっと微妙かも…そこがちゃんとしてれば最後まで怖かった。
    まりつき
  • お母さんには見えてないだけかもしれない しかもこの話後日談がありますけどそれは載せないんですか?
    ゆかり
  • あははは
    真実を知る者
  • まるで最初から今までずっと家にいたかのような言い方?よー分からん?
    オカルト
  • その後は?!
    うんこりん
  • 読んだことある
    まい
  • 上手い!
    薩摩隼人
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