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長編

コピペ カン、カン

匿名 4日前
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ず、「わぁーーーーーっ!!」と大声で何か叫びながら 寝室に飛び込んだ。 母を叩き起こし、「居間に人がいる!」と泣き喚いた。 「どうしたの、こんな夜中に」そういう母を引っ張って、居間に連れていった。 居間の明りを付けると、姉がテーブルの側に立っていた。 さっきの女はどこにも居ません。 テーブルの上もきちんと片付けられていて何もありません。 しかしそこにいた姉の目は虚ろでした。 今でもはっきりとその時の姉の表情を覚えています。 私と違って、彼女は何かに怯えている様子は微塵もなく、 テーブルの上だけをじっと見ていたのです。 母が姉に何があったのか尋ねてみたところ、 「あそこに女の人がいた」とだけ言いました。 母は不思議そうな顔をしてテーブルを見ていましたが、 「早く寝なさい」と言って3人で寝室に戻りました。 私は布団の中で考えました。アレを見て叫び、寝室に行って母を起こして居間に 連れてきたちょっとの間、姉は居間でずっとアレを見ていたんだろうか? 姉の様子は普通じゃなかった。何か恐ろしいものを見たのでは? そう思っていました。 そして次の日、姉に尋ねてみたのです。「お姉ちゃん、昨日のことなんだけど・・・」 そう訊いても姉は何も答えません。 下を向いて、沈黙するばかり。私はしつこく質問しました。 すると姉は小さな声でぼそっとつぶやきました。 「あんたが大きな声を出したから・・・」 それ以来、姉は私に対して冷たくなりました。 話し掛ければいつも明るく反応してくれていたのに、無視される事が多くなりました。 そして、あの時の事を再び口にすることはありませんでした。 あの時私の発した大声で、あの女はたぶん、姉の方を振り向いたのです。 姉は女と目が合ってしまったんだ。 きっと、想像出来ない程恐ろしいものを見てしまったのだ。 そう確信していましたが、時が経つにつれて次第にそのことも忘れていきました。 中学校に上がって受験生になった私は、 毎日決まって自分の部屋で勉強するようになりました。 姉は県外の高校に進学し、寮で生活して、 家に帰ってくることは滅多にありませんでした。 ある夜、遅くまで机に向かっていると、扉の方からノックとは違う、 何かの音が聞こえました。 「カン、カン」 かなり微かな音です。金属っぽい音。 それが何なのか思い出した私は、全身にどっと冷や汗が吹き出ました。 これはアレだ。小さい頃、母が風邪をひいて、

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  • 最初は面白かったけどお姉さんがその女の顔を見た後の展開がちょっと微妙かも…そこがちゃんとしてれば最後まで怖かった。
    まりつき
  • お母さんには見えてないだけかもしれない しかもこの話後日談がありますけどそれは載せないんですか?
    ゆかり
  • あははは
    真実を知る者
  • まるで最初から今までずっと家にいたかのような言い方?よー分からん?
    オカルト
  • その後は?!
    うんこりん
  • 読んだことある
    まい
  • 上手い!
    薩摩隼人
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