
中編
5つの噂
匿名 3日前
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俺らは、ポカーンとしていた。
それもそのはずだ。俺らは何もコイツの邪魔は一切していないのだから。
「し、し、失礼しましたー!」
と1人がその場から逃げた。
そいつにつられて残った俺らもその場から逃げたんだ。
もうこの時点で涙目になっている奴が2人いた。
そりゃそうだ。怖いに決まっている。
そして三つ目の噂である、とある木に無数の包丁が突き刺さっている事について検証したいと思う。
「本当にさっき女ヤバかった」
「そうだよなぁ」
なんて声も聞こえてくる。
「てか本当に包丁がめっさ突き刺さってる木なんてあんのかよ。」
「ンなもんしらねぇよ」
「だから本当かどうか検証しに行ってんだよ!」
「つべこべ言わずに早く行こうぜ。」
と俺は言った。
「じゃぁさ、喋りながら噂を検証しようぜ!」
と中学時代の先輩がワケの分りない事を言い出した。
俺たちはかなりビビっていたので先輩の何気ない言葉で救われたような気がした。
「おい、どの木に包丁がめっちゃ突き刺さってるんだよ」
「んなもんしらねぇよ」
「うわぁ」
また誰かが叫び出した。
「んだよビビらせんなよ。」
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chat_bubble コメント(3件)
- いやいや続きあ
- 間違って投稿してしまいました怖花作夫
- 続きは?F山