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コピペ もう一つの「ヤマノケ」
長編

コピペ もう一つの「ヤマノケ」

匿名 1時間前
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みません」 と言い続けると、お坊さんが出てきた。 妹を見るなり、 「ありゃ」 と言った。 うつむく俺を見てお坊さんは黙って境内に通してくれ、座布団を二枚出してくれた。 一枚は俺が尻の下に敷き、もう一枚は妹の枕として使った。 お坊さんが口を開かないので、俺は言ってしまった。 「ヤマノケですよね」 するとお坊さんは驚いたように俺を見た。 「うん。何で知っとる?」 俺はそれには答えず、訊いた。 「出ていきませんか」 お坊さんは俺から目を反らした。 「うん。こいつは強めやな」 あまりにきっぱりと、淡白に言われたので俺は怒りに近い感情を胸に抱いた。 ドライブなんか連れてかなければ、あんな道入ってなければ…… いろんな後悔が押し寄せてきて、パタパタと涙が床に落ち、染み込んだ。 「この子が好きやろな」 突然お坊さんが口を開いた。顔を上げると、俺を見ていた。俺は頷いた。 「ほんだら兄ちゃん、壊れてしまうかも知れんよ」 俺は妹を見た。俺の可愛い妹が、コピペみたいに変貌してしまったら、俺は耐えられるのだろうか? 「帰った方が……」 「大丈夫です。大丈夫です……っ」 俺はもうグシャグシャに泣きながら、お坊さんを見た。 どんな妹でも逃げない。俺の責任だから。お坊さんは頷くと、妹に歩み寄った。 「かぅらぁあーっ!」 お坊さんが大声を上げたので俺はビクッとした。 その瞬間、妹はパチッと目を開き、むくりと起き上がった。 「はいれたはいれたはいれたはいれた」 コピペと一緒だ、と俺は馬鹿なことを考えていた。 お坊さんはそんな妹を思い切り平手打ちした。妹は、 「ひいぃっ」 と言ってふっとんだ。俺は拳を握って耐えていた。 妹はハァハァと荒い息をしながら、それでもへらへら笑っている。 そんな妹にお坊さんはつかつかと寄って、パンパンパン、と繰り返し平手打ちをした。 妹はやがて涎を滴ながら踞り、ピクリと動くだけになった。 お坊さんはそんな妹を隣の部屋に引きずって行き、ぴしゃりと戸を閉めた。 やがて隣の部屋から、 「あ……っ……あふん……あんっ」 という、女の様な喘ぎ声が聞こえてきた。 俺がお坊さんを見ると、お坊さんは、はぁーと溜め息をついた。 以後、俺がお坊さんから聞いた話を纏める。 ヤマノケは、人間の情事による快感が大好きな、下劣な妖怪だ。 男と女ではその快感は女の方が

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  • 何かあると寺 (又は神社)に行くテンプレパターン
    匿名
  • 母親~~……
    にゃんころちゅ
  • 途中途中エロすぎるwホントかどうかも疑わしいしなんか時間を無駄にした気しかしない
    餃子
  • 途中途中エロすぎるwホントかどうかも疑わしいしなんか時間を無駄にした気しかしない
    餃子
  • 胸糞すぎる…… コメ見たら捏造っぽくて安心した……
    名無し
  • エ〇漫画の見過ぎ。 ほんとにあったという体にしたいなら友達や恋人とたくさん思い出づくりをすればもっと良いお話が書けるようになると思います。
    菖蒲
  • 時間を無駄にした
    あいふ
  • 時間を無駄にした
    あいふ
  • いくらおかしくなったとはいえ、母親がひどすぎる
    私ですよ
  • 49日で元に戻らなくなると本家にはあったけど出産まで49日以上かかるんだよなぁ
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