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中編

小人の声

匿名 2017年7月16日
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こんばんは。 またそこまで怖くないですが、お話します。 弟中学3年 私高校1年 の時のお話です。 長い夏休みを利用しておばあちゃん家に家族で遊びに来てました。 数日経った夜の事 夜中トイレに行きたくなった私は目を覚ますのですが・・隣の布団で寝ているはずの弟が、布団の上で体育座りをしてうずくまっていました。 時間は夜中の2時あたりです。 私「・・どうしたの?」 弟「・・・おばあちゃんが泣いてる」 私には何も聞こえませんでした。 私達が寝ている部屋は 私と、弟と、母だけで、おばあちゃんとおじいちゃんは別の部屋で寝ています。 部屋も離れているので、向こうの部屋からは、叫ばないかぎりこちらには聞こえて来ません。 となるとおばあちゃんはリビングがキッチンにいるのかな・・? 私は確認しに部屋を出て耳をすましてみました。 何も聞こえない・・ もう一歩、また一歩 と部屋から進んで何か聞こえないかずっと耳をすましてみました。 ・・やっぱり何も聞こえない・・ 一旦部屋に戻りました。 私「何も聞こえないよ?物音もしないし。」 弟は相変わらず体育座りのままです。 顔もあげません。 何がそんなに怖いんだか・・ 私「今でも聞こえるの?」 弟「・・うん。」 私は弟を立たせて部屋の外まで引っ張りました。 私「ほらね。誰もいない。物音もしないし。」 弟は周りをゆっくり見渡しました。 私「まだ聞こえる?」 弟「・・聞こえる。」 怯えるような顔をする弟に私も怖くなりました。 本当はおトイレに行きたかったんだけど、朝まで待とうかな・・ いや、我慢できない。 という訳で弟について来てもらいましたw← おトイレが終わって部屋に戻る間、怖いという気持ちからか私は左右キョロキョロ。 そして部屋の前に戻って来て、ドアノブに手をかけようとした時です。 「ーwりjvしょmbcsりこhfすn」 私・弟「・・っ!!!」 はい!すぐに顔を見合わせました! 確かにおばあちゃんっぽい声が聞こえて来たのですが、喋ってる事がわからないんです。 どこの言葉?ってくらい凄い違う声がしました。 私と弟は部屋のドアを一気に開け『バン!』と強く締めてしまいました。 母「うるさいよ!何!?」 私達は目をお互いまん丸くして突っ立ってるだけ。 母「何してんの、早く寝なさい。」 母がそう言って寝返りをうつと、私は小さな声で母に聞こえないように弟に言いました。 私「寄ってくるから、知らないふり。無理矢理でも良いから気にしないようにして寝よう。」 弟「聞こえた!?」 はい。聞こえました。 でも・・ 私「私達は何も聞いてないよ。」 弟は目で『そういう事にするのか』と訴えて来ましたw そうして私達は眠りにつきました。 翌朝、念の為おばあちゃんに夜中の2時くらい起きてたか聞いてみましたが、その時間はもちろんグッスリだったそうです。 それに泣いてもいなかったようです。 その後、また私も声を聞いたりした日があったので、おばあちゃんに話してみたら、どうも『小人』がおばあちゃん家には住んでいるそうです。 (おばあちゃんがそう言ってました。) ・・小人っているんですかね? お し ま い

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