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長編

危険な好奇心

おうぎょく 6時間前
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この山で『中年女』に会わなければ、ここは俺達にとっては聖地だったはずだ。 『ここらへんだったよな。。。』 慎が立ち止まった。 『秘密基地跡地』 もう、跡形も無かった。あの日バラバラにされていた材木すら一枚も無かった。 淳が無言でしゃがみ込み、『うまい棒・コーラ』を置き、手を合わせた。 俺と慎も手を合わせた。 しばらく黙祷したのち、慎が言った。 『ハッピーとタッチがいなけりゃ。。。今頃俺達いなかったかもな。』 淳『あぁ。。。』 俺『そうだよな・・・結局、中年女も更正して、、、なんだか、やっと悪夢から解放された感じだな。。』 しばらく沈黙が続いた。 ふと慎が周囲や目の前の池を電灯で照らし、 『この場所、あの頃は俺らだけの秘密の場所だったのに、結構来てる奴いるみたいだな。』と。 慎が燈す場所を見ると、スナック菓子の袋や空き缶が結構落ちていることに気付いた。 俺は 『ほんとだな、あの頃はゴミなんて全然無かったもんな。。今の小学生、この場所しってんのかな?』と言った。 淳が続けて 『あの時は俺ら、まじめにゴミは持ち帰ってたもんな。。』と言った。 その時、慎が 『うわっ!何だこれ!』と叫んだ。 俺と淳はその 声に驚き、慎の照らす明かりの先に視線をやった。 一本の木に何やらゴミが張り付いている。 よく見ると無数の菓子袋や空き缶、雑誌が木に釘で打ち付けられていた。 『なんだこれ?!』 慎が明かりを照らしながら近づいていった。 俺と淳も後を着いて行った。 『誰かのイタズラ??』俺はマヂマヂと打ち付けられたゴミを見た。 その時、 『あぁぁぁ、、、これ、、俺の、ゴミぃ、、ぁぁぁぁあ、、』 と淳が震えた声で言いながら硬直した。 『は?!』 俺と慎は聞き直した。 淳は 『あ゛ぁぁぁ、、俺が、病院で捨てた、、、あぁぁ。、。』 といいながら後ずさりした。 慎が 『おい!淳!しっかりしろ!んなわけねーだろ!』 と怒鳴りながら、釘で打たれた一枚の菓子袋を引きちぎった。 それを見て、淳は 『あー、ぁあぁ、、』 と奇妙な声を出し、尻餅を付いた。 その行動に俺と慎は呆気に取られたが、次の瞬間、 『うわっ!』 と、慎が手に持っていた袋を投げた。 『え?!』と俺がその袋に目をやると、袋の裏に 『淳呪殺』 とマジックで書かれていた。

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  • ああ、俺のゴミってくだりはさすがに草
    真実を知る者
  • なんで?コノ気狂いおばはんは旦那と息子を奪った女の子の殺害に精力を傾けなかったんだろうね?よぉ判らん。
    中年女
  • 無断転載乙
    莉緒
  • 2,3枚で書ける内容を、ここまで長くするのは大変。長過ぎです。他サイトからの転写なら、このサイトも厳しく検閲してほしい!でも、気軽に投稿できる良さもあるのでしょうが…。
    匿名
  • 内容は他サイトの無断転載。誤字が多い。無断転載の時点で論外だが、投稿もう少し上手く編集してからすれば良いのでは。
    匿名
  • おつかれさまでした。 すごく怖いし、読みやすいです!
    あいりんご
  • 凄く怖い、恐ろしいです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分も超が付く位、深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分は超が付く位、因縁深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • 怖いな
    Nanoarchaeum
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