本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

新着 短編
夜の街の影
夜の街の影
新着 短編

夜の街の影

2時間前
怖い 1
怖くない 0
chat_bubble 0
18 views

俺は今、廃墟のビルの前に立っている。友人と待ち合わせていたはずだが、誰も来ない。

"おい、待ってるぞ!"と声をかけても、返事はない。少し不安になり、周囲を見渡すと、薄暗いビルの中に何か動く影が見えた。興味本位で中に入ってみることにした。

ビルの中は静まり返っていて、冷たい空気が肌を刺す。真っ暗な廊下を進むと、古いカメラが落ちていた。"これ、誰のだ?"

一瞬、周囲がざわめくように感じた。まるで誰かに見られているかのようだ。

"何か、変だな…"と思いながらもカメラを拾い上げ、シャッターを押す。パシャリ。

その瞬間、背後から冷たい風が吹き荒れ、目の前の壁に何かが映し出された。白い影、そしてその中にうっすらと見える人の顔。

驚き、後ろを振り向くと、誰もいない。と、次の瞬間、耳元でかすかな声が聞こえた。"助けて…"

恐怖に駆られ、逃げ出そうとしたが、足がすくんで動けない。再びカメラのシャッターを押すと、今度はその映像に女性が映り込んだ。その顔は、さっきまで俺が待っていた友人に似ていた。

"冗談だろ…"と思いながらも、やはり逃げることができず、ただその場に立ち尽くしていた。

カメラのレンズを通して見る景色はどんどん不気味になり、影が次第に近づいてくる。恐怖で心臓が高鳴り、思わず目を閉じてしまった。

目を開けると、廃墟のビルは消え、俺は真っ白な空間に立っていた。手には相変わらずカメラがある。

"これが俺の運命なのか?"と呟くと、また耳元で"助けて…"の声が響く。

そして、カメラのレンズを通して見た最後の映像は、必死に助けを求める友人の姿だった。

その瞬間、カメラが手から滑り落ち、パリーンと音を立てて割れた。何かが崩れ落ちる音がした。そして、全てが静寂に包まれた。

俺はそのまま、廃墟のビルの前に立ち尽くすことになった。そこには、ただ無惨に壊れたカメラの破片だけが残されていた。

1 / 1

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_001

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 4
怖い評価 15
閲覧数 3k

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(0件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.0.199

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 心霊スポット
  • 意味怖
  • 禍禍女

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...