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短編

名前も知らないおばあちゃん

イムホテップ 2日前
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 これはまだ、私が四歳前後ぐらいの時の話です。  私の母の実家には近いので結構行くのですが、父方の実家が一時間ぐらいかかるのでなかなか行けません。夏に一回、冬に一回、正月に一回くらいです。その家には父の兄の娘で、ふたつ上とみっつ上のお姉さんがいます。家は普通の一軒家ですが、私はアパート住まいなので、羨ましいなあと思ったことは何回かありました。父方の祖父母はもうすでに亡くなっていて、会ったことは一度もありません。  ここからが本題です。体験についてはぼやっと覚えているか覚えていないかぐらいなので、ご了承ください。  夏、だったと思います。キャラクターものの半袖Tシャツと、ヒラヒラのスカートでしたから。髪は赤い丸のボンボンのついたゴムでふたつに結っていました。  父の実家に行くと、毎回楽しくお姉さん達と遊びます。家の中でかくれんぼをしたり、トランプやかるたで遊んだり。外だとバドミントンをしたりです。その日も二時くらいに着き、最初に仏壇に拝んでから、普通に遊んで、普通にお菓子を食べて過ごしました。  時刻は五時。まだ明るくはありますが、母の夕飯の準備の為、そろそろ帰る頃です。玄関に座り、マジックテープ式の靴を履き、ドアを開けます。  しかし、子どもってよく、危ない開け方をしませんか? 現在弟がいるんですが、手を挟みそうになること、よくあるんですよ。  話を戻します。この時起こったのも、そのパターンでした。家族がドアを開けるとき、私の手を置く場所が悪かった。そのままいくと、最悪指を切ることになるところだったそうです。その時何が起こったのか。「お袋が助けてくれた」と父は言っています。私の指が挟まる瞬間、(私にとっての)亡き祖母の手があって、助けてくれたと。  写真でしか見たことがありませんが、私はとても祖母に感謝しています。今の私の指が五本きちんとあるのは、祖母のおかげです。  中学生のド素人の文で、すみません。長いし付け足したりもしましたが、体験自体はあったことで、その後も二階で声を聞いてびびって階段を猛ダッシュしたとかあったぐらいで。読んでくださり、ありがとうございました。

後日談:

  • ちなみにタイトルは、「名前も会ったこともない実の祖母が、実際に会ったこともない私を助けてくれた」という、私的には優しいお話のつもりです。投稿する事自体が初めてなので、ちゃんと書けてるか心配です!

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  • 大丈夫ですよ(^ ^)
    うんこりん
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