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珠美は、自分の名前の音が日によって違う気がしていた。 担任に呼ばれるときは「たまみ」と聞こえるのに、母が呼ぶと「たまよ」に近い。自分で名札を指でなぞっても、輪郭が定まらない。気のせいだと決めて、毎朝いつも通り制服に腕を通した。 高校二年の春、同じクラスになった英子が、珠美のことを呼ばなくな...
その連絡を受けた時、最初何を言ってるのか?意味が分からなかった。 分かったのは、簡単な単語のみ…。 鏡、蝋燭、お辞儀。 それで何と無く何が起きてるのかが分かって来た。ソレを行ったのは、電話をくれた人の友達だという事でした。 安易に出来る方法だから、やり方冴え間違えなければ、力の強いモノが...
それは冬が本格的に訪れようとしている12月のこと。 ※※※※※※※※※※ 俺は廃工場の清掃作業での疲労感に苛まれ、薄暗い休憩室の古いソファに横たわっていた。体は重く、何かが心底嫌になっていた。頭の中はぼんやりとしていて、吐き気がする。 目が覚めたのは、昼過ぎのことだった。体温計を脇に挟み...