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これは、私が一番恐ろしかった出来事です。心霊現象ではなく、まさに人間の恐怖を感じた体験です。 私は仕事の関係で自宅にいることが多く、静かな環境を求めて古いアパートに住んでいました。薄暗い廊下、ひっそりとした部屋。ものの数少ない住人の中で、私の住む部屋は一階の奥まった場所にありました。 ある...
通勤の電車から投稿してます。 少し前あるゲームの体験版が出てからと言うもの、のめり込んでしまい製品版を買って、会社から帰ってきては夜二時までプレイ。そこから三時には寝て、八時には起きて出社。という夜更かしのサイクルができていました。 そんなことを続けていた昨日の話。 でも昨日の話を書...
冬の寒い夜、タケシはかつて成功した男として知られていた。彼が勤務していたのは、誰もが知る大手企業だった。昇進を重ね、年収は1000万を超えると期待されていた。しかし、過労によって彼の心と体は壊れ、全てを失ってしまった。やむなく故郷の山奥にある実家に戻ったタケシだが、新たな生活も長くは続かなかっ...
僕が19の時に体験した夜の話をここで紹介します。 僕は家族と離れ大学に通いながら一人暮らしをしていました。 でもある日、ある事に気がつきました。 こんなことなんで気付いたのかわからなかったのですが、なんとなく周りを見てみると雰囲気が違うのを感じました。 まぁ引っ越しして...
「今思えば、彼氏の元カノは“まがまが女”だった」 これは数年前、私がまだ都内でひとり暮らししていた頃の話です。 今でもたまに、玄関のドアスコープを覗きたくなる夜があります。 彼氏の涼(りょう)と付き合いはじめて、三ヶ月くらい経った頃。 彼は優しくて、穏やかで、怒るところを見たことがない人で...
今から語るのは、2年前に私に起こった出来事だ。 この事件は私の生活に暗い影を落とし、今なおその影響を感じている。 ありふれたサラリーマンの私には、こんな話をする価値があるのか疑問だが、どうか耳を傾けてほしい。 私が異変に気づいたのは、妹の家に帰った時からだった。 特に大きな理由があった...
高層ビルの一室で暮らす俺は、最近、隣の部屋から聞こえる不気味な音に悩まされていた。冬の深夜、エレベーターで隣の部屋の住人である中年の女性と出会った時、彼女が「インターホンが壊れていてね。よく鳴るから、修理しようかと思っているんだけど」と話していた。 その時は軽く受け流したが、夜中に何度も鳴る...
世界には常識の範疇を軽く飛び越すヤバすぎる男がいる。 名前は 『ハジさん』 ハジさんはイランの片隅に住んでいる。 彼の何がヤバいか? それは普段の私生活。 ハジさんはもう60年間余り、風呂に入っていない。 入浴はおろか、シャワーすら浴びてない.. 理由は 水との接触を非常に...
最近、ようやく一人暮らしを始めることになりました。古いアパートに引っ越すことになったその日、母と一緒にキッチンで暖かいコーヒーを飲んでいました。母は少し緊張した面持ちで、私の目をじっと見つめて言いました。 「やっとあなたの新しい生活が始まるのね。」 私は首をかしげました。「お母さん、どう...
数日前から、古びたアパートの階段に子供用の靴が一足だけ置かれていた。最初は、誰かが間違えて置いていったのだろうと思っていたが、靴はいつまで経ってもそのままだった。 徐々に、ただの靴ではないことに気付く。毎晩、靴は少しずつ上の段に移動しているのだ。下の階から始まり、今では俺の住んでいる階まで来...
スマホの「最近削除」に、見覚えのない写真が一枚だけ残っていた。 夜の歩道橋。雨上がりのアスファルトが街灯を反射して、やけに明るい。画面の端に、女の人が写っている。白いコート。髪は長くて、顔は半分だけ影。いかにもそれっぽい心霊写真、って言えばそうなんだけど、妙に解像度が高い。最近の写真みたいに...
その次の日は、未奈を軽く前手だけ縛った。 ここまで拘束が緩くなれば、完全に逃げようと思えば逃げられる。 前手首を縛っているだけのロープなど解こうと思えば解けそうだし、部屋からハサミなどを探してロープや窓の結束バンドを切ることもできそうだ。 だが、未奈ならそれをしない。 俺は信じていた。 家を出...
自分の体験談。 14歳の頃、両親が戸建て住宅を建てて引っ越し、翌年に病気で母を亡くした。 私は地元の高校に進学、姉は頭が超良かったので他県の有名私学に入っており寮生活、父は私が生まれる以前から仕事で海外に単身赴任、1年のうち350日は日本に居なかった、つまり私は高校生になって一人暮らし生活を余...
目が覚めた。 そこは手術室のような場所だった。 「お目覚めですね。」 「お帰りなさい。」 俺の周りには医師や研究員のような白衣の人たちがいた。 またもや、胸や陰部などに違和感があった。 俺は男に戻ったのだ。 1週間はあっという間だった。 看護師のようなスタッフに体に装置されていた器具を外され、...
幼馴染で、幼稚園から高校までずっと同じ学校だった女の子がいるが、彼女は喜怒哀楽がほぼない子だった。 彼女は真優加(まゆか/仮名)、上品な顔にストレートの黒髪の美少女だが、彼女が「泣いたり」「怒ったり」さらに「笑ったり」するのを、誰も見たことがなかった。 嬉しいことや困ったことがあっても、表情や...
よく通る駅前のカフェに、私が苦手な「タナカ」という名前の店員がいました。 「お疲れ様です、素敵なコーヒー選びですね」と話しかけてくるので、私は無言で頷くことしかできませんでした。彼の無理な接客は気持ち悪くて、でも駅近で便利なため、私は我慢して通っていました。 そんなある午後、またカフェでタ...
今朝、駅前のパン屋で会計してたら、後ろから「え、久しぶり」って声。振り向いたら、同じマンションの隣棟の美琴(みこと)。エレベーターでたまに見かける人。ちゃんと話したことないのに、こっちの生活だけ把握してる感じの人。 「この時間なんだ。いつも何個買うの?」 いや、その質問ナチュラルにキツい。雑...
放課後の教室は、窓の外の部活の声だけが遠くて、黒板のチョーク粉が光って見えた。 「ねえ、今日も残る?」 振り向くと、菅野(かんの)紗良が立っていた。二年の春から同じクラスになって、最初に話しかけてきたのも彼女だ。やたらと距離が近くて、笑うときだけ目が笑わない。けれど、そういう子はクラスに一...
俺は底辺の高校に進んだ。 高校時代も文化系の部活に入った。 運動部レギュラーのように大活躍はできないものの、誰かの迷惑になる訳でもなく平凡な高校生活をこなしていった。 自分にもできる勉強をこつこつと進めて、無理をせず平凡な大学に現役で合格。 大学時代も脚光を浴びることはなかったものの、必要な単...
俺はしばらく彼女を見たり、そっとしておいたりしながら、彼女が少し落ち着くのを待っていた。 そのあと、俺は彼女の口元あたりに手を置き、 「これ、外してほしい?」 というと、彼女は必死にうなづいたので、俺はガムテープをゆっくり剥がした。 そして俺は、 「名前、なんていうの?」 すると彼女は言いづら...