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短編

ベランダ

匿名 2日前
怖い 119
怖くない 100
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夜中まで仕事していた俺はクタクタの中ベランダに行ってタバコを吸った。 俺の住んでる部屋の目の前には公園が続けて2個あるんだけど、その時たまたま携帯の充電も無く公園を眺めながらタバコを吸うてたのよ。 そしたら、夜中にも関わらず男の子がこっちを見て手を振ってきたのよ。 「なんやなんや」俺に降ってんの? そう、思いながら俺は手を振り返したのよ。そしたら大きくまた手を振り返してくれたからから可愛い子だな。 なんて思いながら部屋に戻ってその日は寝たのよ。 その事も忘れかけてた頃に今度は友達と飲みに行って俺は1時半と遅い帰宅をして またタバコでも吸おかなって思ってベランダに出たんだけど酔っていたせいか俺は不機嫌でまたあの男の子が俺のベランダから見えたから俺は「なにやってんだ?遅いし帰れよ」って言っても手を振り続けてきたから「うぜーよ」ってつい言ってしまったのよそしたらその子から今までに見た事無い表情でこっちに向かって走ってきた。 深夜だから辺りは静かででもは足音とドアを片っ端から叩いてくる音だけが聞こえてくる。 「まじでやばい」そう、思いながら部屋の鍵を閉め俺は布団にくるまった。 そして「ドンドン」ドアを叩かれ酔っていた俺はその物音で酔いが覚めたぐらい怖かった。 少し経ってからドアに付いている小さな穴から廊下を見た。そしたら誰もいなかった。 部屋に戻り寝る時に天井を見た瞬間俺はこれは夢でもなんでもない事を思い知らされた。 その天井には「また来るね」そう書かれてた。 全身が氷着きそうな思い出だ。 これが今から約3年前の話。

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