俺が小学生の頃の話。 俺には、年の離れた姉がいた。 当時、お袋は身籠っていて、腹の中には、俺の妹になるはずだった赤ん坊もいた。 家族構成は、親父とお袋(仮 妹)、姉、俺。 確か、夏だったと思う。 親父の実家、つまり祖母の家に盆か何かで帰省してたんだと思う。(記憶が曖昧でスマン) 祖母の家は、九州の山に囲まれた小さな村にあった。周りは山と田んぼばかりで、祖母の家の前には、小川の様な小さな川