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長編

1人かくれんぼ

とおむ 3日前
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Bは話を疑う様子もなく、すんなり来てくれるという。 Bはそれから30分くらいで来たと思う。 俺には3時間くらい経ったように思えた。 ピンポーン 「B…すまない。来てくれてありがとう。」 「いや、友達が困ってるんだから当たり前だろ?」 「すまない…。」 「そう謝るなって。上がるぜ。」 Bが玄関に入るなり言う。 「うわ…。何したんだよ、お前?」 「1人かくれんぼ。」 「えっ…?1人かくれんぼってあの?」 「うん。」 Bに今までの経緯を話した。 「それ…途中で終わってるよ?」 「えっ?」 「ぬいぐるみは最後燃やさないといけないんだよ。」 ………インターネットで、1人かくれんぼを見た時、俺は浮かれて実は途中までしか見ていなかったのだ。 「とにかく、そのぬいぐるみはお姉ちゃんの部屋のタンスの上にあるんだな?」 「うん…。」 「よしっ!分かった。俺が取って来るから、ジッとしておいてくれ。霊感のないやつが行くと危険な目にあう可能性もあるからな。」 「分かった。」 姉貴の部屋を案内し、Bが中に入って行く。 Bが姉貴の部屋から出てくる。 「テディベアなんてなかったぜ。」 「えっ?そんなはずは…。」 姉貴の部屋に俺も入るが、タンスの上に使用したはずのテディベアがなかった。 「どうしよう…。」 声にならないような声で呟くとBが言う。 「諦めるなって、他に何か手があるはずだ。…そうだ。俺が悪い霊に付きまとわれた時によく行く神社にお祓いをしに行こう。」 俺はすがるような気持ちでBとその神社に出掛けた。 神主にまた経緯を説明する。 「分かりました。では早速取りかかりましょう。」 お祓いが終わり、神主が言う。 「これで一時は大丈夫でしょう。でも、お話を伺うとまだ途中らしいですね。ちゃんと終わらせないとこれから先も絶対安心か?と言われると分かりません。」 「…そうですか。でも、ありがとうございました。」 Bとは神社で別れて自宅へ帰る。 自宅へ戻ったとたんに電話が鳴る。 父からだった。 「お姉ちゃんの意識が戻った。だが、数日検査のため入院らしい。詳細が分かり次第連絡する。」 話が終わった時には、安堵して涙が自然とこぼれた。 その日は色々あってクタクタだったのと、昨日あまり寝ていないので、夜7時頃には布団に入った。 布団に入り、頭の中をあることがよぎった。 (

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  • 人間不信確定
    直球
  • こわ
    Ken
  • 誤字多いし読み辛かった
    本当にあった怖い名無し
  • こわ!!
    はらみ
  • 途中でやめなかったらどうなっていたのでしょうか?
  • オチ怖‼︎
    しゆか
  • 知ってる話しだ
    咲羅
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