
長編
1人かくれんぼ
とおむ 3日前
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がお祓いしてもらった神社な、あそこからもらったお札がこのぬいぐるみには貼ってある。これを剥がしたらどうなるだろうな?」
「………。」
「そうそう。おとなしくしてればいいんだよ。」
「お前は俺たちをバカにしたバツとして一生奴隷な!」
「返事は?」
「………。」
ここまで来ると、怒りもあってか、少し冷静になった。パニック状態から、あのお札が、あのぬいぐるみが一体なんだというのだ?という気持ちとこの場から逃れたいという気持ちに変わる。
そして、顔を伏せたふりをして周りを少し見渡した。台所から通じている扉が開いている。そして、台所の台の上によくうどんとかに入れる唐辛子の瓶があることに気付く。
「1つ条件がある…。」
わざと怖がったような震えた声で言い気をそらして、扉の外に走る。
「待てっ!」
追いかけて来るAとBに急いで、唐辛子の瓶の蓋を開け、中のキャップも取り、AとBの目の高さぐらいに撒き散らす。
「うっ!」
よろけた隙を見て、AとBを押し退けて、先ほどの部屋に入り、例のぬいぐるみを掴み、玄関へUターンした。
外に出た後、Aの車で来たことを思い出し、果てもなく無我夢中で、走りに走った。
気付くと、例の神社があった。
急いで神主さんの元にいき、
「お願いです。お祓いを。お祓いを。」と繰り返した。
ただ事ではないことを察したのか、すぐに神主さんがお祓いをしてくれた。
それからは奇妙なことは起こっていない。
行っていた大学は中退し、他の大学に行くことにした。
社会人になった今でも幽霊が見える、見たことあるといった人でもバカにすることはない。
普通の生活に戻っているが、AとBが実家の場所を知っていることをたまに思い出しては、不安になっている。
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- 人間不信確定直球
- こわKen
- 誤字多いし読み辛かった本当にあった怖い名無し
- こわ!!はらみ
- 途中でやめなかったらどうなっていたのでしょうか?夢
- オチ怖‼︎しゆか
- 知ってる話しだ咲羅