本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

新着 中編
夜の呼び声
夜の呼び声
新着 中編

夜の呼び声

52分前
怖い 0
怖くない 0
chat_bubble 0
8 views

冬の寒さが身に染みるある夜、母方の祖母が亡くなった。長い闘病生活を経ての別れで、家族はある程度覚悟をしていたが、やはりショックは大きい。

葬儀のため、老舗の旅館へ向かう道中、親族が集まり、通夜の準備が進められていた。僕は従兄弟の健太と一緒に受付を任されていたが、夜が更けるにつれ、弔問客が次々と訪れ、忙しさが増していった。

通夜の準備がひと段落した時、母が息を切らしながらやってきた。

「叔母が急に体調を崩して、病院に運ばれたの。」

何が起こったのかと詳しく聞くと、叔母は急な腹痛に見舞われ、顔色を失いながらうずくまっていたという。

そのため、叔母の子供、甥の太一を僕と健太が預かることになった。

旅館の部屋に戻り、弁当を食べ終わった頃、太一が部屋の隅で何やら楽しそうに遊んでいるのが目に入った。

「太一、もう寝る時間だよ。」

そう声をかけると、彼は振り返り、ニコッと笑った後、また遊び始めた。健太が不安そうに言った。

「やっぱりお前が見に行けよ。あいつ、なんか変じゃね?」

僕は仕方なく部屋を出て、太一の後を追った。すると、彼は階段の上を指差し、

「お姉さんが呼んでる!」と言った。

「お姉さん?」

好奇心に駆られ、聞き返すと、太一は続けた。

「赤い服を着たお姉さんが、こっち来いって手を振ってる。」

その瞬間、背筋に冷たいものが走った。誰も見えないはずの階段の上から、確かに誰かの気配が感じられた。

健太が眉をひそめて言った。「知らない人について行っちゃダメだぞ。」

「でも、遊びたいって言ってるの。」

太一は無邪気に笑いながら言ったが、僕たちの心に不安が広がった。

「早く寝ないとお化けが来るぞ。」健太は冗談めかして言ったが、その声はどこか焦っていた。

再び部屋に戻ると、急に静けさが支配し、僕たちは何事もなかったようにテレビを見ながら過ごしていた。しかし、耳には微かな音が響いていた。

午前一時を過ぎた頃、突然玄関の扉が開く音が聞こえた。

誰かが帰ってきたのかと思い、話し声を耳にした。

「いや、盲腸だったんだ。」

その声は叔母の旦那だった。

しかし、何かが違和感を覚えた。声が高く、どこか冷たい響きがあった。

「子供の方は今、寝ているのか?」

その後、会話が続いたが、耳鳴りのような雑音が混ざり、意味を成さなくなった。

その後、僕は気を失ってしまったらしい。

目が覚めると、すでに朝だった。身支度を整え、家族と共に葬儀場へ向かった。

旅館に着くと、叔母の旦那が待っていた。

1 / 2

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_001

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 4
怖い評価 1
閲覧数 99

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(0件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.2.102

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 学校
  • 心霊スポット
  • 意味怖
  • 禍禍女

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...