
中編
友人の部屋
匿名 2015年6月26日
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初めて投稿します。
俺が19歳の頃の話です。
家庭の事情で隣の県に引っ越した俺は、友達も1人しか居なく毎日のように遊んでたが、そいつに彼女が出来てから暇が増えた。
そんな時、地元の友人から一人暮らし始めたから遊びにおいでよとの誘いが。
すぐ、行くわと伝え
愛車のマグナに乗って迷いながらも二時間半で地元に着いた。
友人は専門学校に通うために一人暮らしを始めた女子大生で1つ上だ。
身長は150ぐらいだったかな?
以下Pとする。
約2年ぶりぐらいに会って二人してテンションが上がった。
Pのアパートは某有名アパートで、画鋲刺したら隣から叫び声が聞こえるのか試したくなったのを我慢した。
今日泊まってくでしょ?と言うPに泊まると返事をして晩御飯を作ってくれてるPを見ていると
何か気配を感じた。
気配を探りながら部屋を見回すと、棚に置かれた青いぬいぐるみが気になった。
なんか、ぬいぐるみに入ってるなぁ、、、
ちなみに、霊感は強くない。
たまに、感じたり見えたりするぐらいだ。
「ねぇ、このぬいぐるみ誰かに貰った?」
「元カレがくれた」
うーん、捨てろって言ったら怒るかな?
しかも、Pはビビりだからなぁ。
怖がっちゃうよなぁ。
それはそれは、楽しそうじゃないか。
「あのさぁ、お前が俺呼んだのって部屋に居ないか見て欲しかったんだろ?なんか、あったな?」
Pが、バレた?って顔をしながら晩御飯を持ってきた。
Pの話を聞くと
なんか、気配がする・視線を感じる等だった。
「とりあえず、ぬいぐるみ捨てない?それ、なんか憑いてるよ。」
「はぁ?酷くない?」
えー、、、
後日捨ててました。
そんで、暇さえあれば泊まりに行ってて分かった事がある。
これ、霊道ある。
馬鹿みたいに居るもん。
すみません、長くなりました。
なので、沢山あるPの家での体験から1つ
連休があり、Pの家に泊まりに行った時だ。
一泊し、Pが学校に行ってる間
留守番していると
窓から気配がする。
いゃ、それよりもヤバい。
この感覚はヤバい霊だ。
恐る恐る後ろの窓を見た。
そいつは、室内に居た。
窓の前でこちらに体を向けて床を見ているような
上半身だけの黒い女が。
ヤバいヤバいヤバいヤバい‼
なんだあれ、、、鳥肌が止まらない。冷や汗が止まらない。
一番怖いのは
顔がない事だった。
下を向いてるように見える、、、けど
あいつには顔が無かった。
顔の部分は黒いモヤの様なものがあり見えなくなっていた。
俺には祓う力なんかない。
だから、気付いてないふりをして
今までやり過ごしてたけど
今、ひょっとしたら目があったんじゃないか?
気付かれたんじゃないか?
見えてるのに見えないのが怖い。
必死に気付かないフリをした。
どれくらい経っただろうか。
パキッ、、、パキッ、パキパキパキパキッ‼
突然、拍手並みのラップ音が鳴った。
あっ、俺死ぬのかな
本当に覚悟した瞬間
玄関のドアが開いた。
「ただいまぁ、お菓子買ってきたよー」
呑気にPが帰ってきた。
それと同時に黒い女の気配も消えた。
「友達連れて来たよ」
そして、Pの友達のEちゃんと初めて会った。
EちゃんもPの家で凄く怖い体験をするのは
もう少し先の話。
とりあえず、終わります。
書きたい事が沢山あって
長くなったし
落ちもなくて
すみません。
今、Pは結婚して引っ越してます。
貴方の部屋は大丈夫ですか?
Pの居た部屋じゃなければ良いですね。
この怖い話はどうでしたか?
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