
長編 emoji_events 殿堂入り
コンビニ
匿名 5分前
chat_bubble 104
587,834 views
ドアに猛ダッシュし、ドアノブに手をかけ・・・
「・・・ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあぁあぁぁああああ!!!」
佐藤は絶叫し、その場に倒れこんだ。
「お・・・おい!!佐藤!!」
私は意識を失っている佐藤のもとに駆け寄った。
頭を抱えて起こそうとするが佐藤に返事はない・・・気を失っているのか。
ふと、私はドアを見た。
「・・・う、うわぁぁあぁ!!」
佐藤が見たものが分かった・・・。
ドアの窓から女が・・・こちらを見ている。
それもケタケタケタケタ、バカにしてるような笑みを浮かべながら。
(ドアについてるこの四角い窓だけど、後でよく考えたらマジックミラーだった。 だから店内からは鏡に見えるはずなんだけど。)
私は恐怖と共に、「何故こんな目に合わなくちゃいけないんだ」と怒りがこみ上げてきた。
「・・・やねん・・なんやねんお前!!何がしたいねん!!どっか行けや!!」
私は勇気を振り絞って全力で叫んだ。
すると、ケタケタ笑っていた女の笑みが止んだ。
そして・・・一瞬睨むような恐ろしい目つきになり、スーっと窓から立ち去った。
「はぁっ・・・はぁ・・・どっか行ったか・・・」
安心・・・したのもつかの間。
店内から激しい物音が聞こえてきた、棚が倒れる音だ。
-バタン!!バターン!!・・・ドスン!!
(怒らせてしまったのか)
俺は佐藤の傍に座り込んでガタガタと震えていた。正直精神的にどうにかなりそうだった。
-ドスン!!バリッ!!メキ・・・バタン!!・・・
・・・
・・・・・
どれふらいの時間だったろうか、たぶん1分ほど激しくなり続けていた音が止んだ。
(気がすんだのか・・・)
私は立ち上がろうとした。
その時、
-プルルルルル、プルルルルルル
電話が鳴り出した。
-プルルルルル、プルルルルルル
鳴り止まない、私はとるのを躊躇った。
さっき電話がかかってきた時、モニターから私達の気をひくような不自然なコールだった
そして、静かになったと思ったらこれだ、タイミングがよすぎる。
しかし、もうどうにでもなれ、そんな気持ちで私は電話をとった。
「・・・もしもし」
「・・・・・・・・・・・・」
「もしもし!!」
「・・・・・・・・・・・・」
私は確信した。
「早く・・・早くこっから消えろ!!」
「・・・・・あ・・・あ・・・・・あああ」
(しゃべった?!)
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(104件)
- オチが足りぬ(泣)イエロー
- うへえ、久々に震えたっす。うんも
- 普通に怖すぎ人類史上最も災厄な出来事
- 店長カワイソス匿名人間
- て、店長ーーーーまみむめも
- 店長ーーーーーーーーーーー!!!自爆少年花子くん
- ファミチキ欲しかったんやろ。ファミリーマートスタッフ
- 店長おいてかれてて草wwwおわ
- 店長おいてかれてて草wwwおわ
- 店長ーー!!名無し