
長編 emoji_events 殿堂入り
コンビニ
匿名 12分前
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スを指摘してもシラを切り通すタイプだから、
対応するのがめんどくさかったのだろうと思っていた。
「・・・そうか、ま、えぇわ」
監視モニターの設定を順送りに戻し、私達は再びマンガを読み出した。
―10分経過
私はちらっと腕時計に目をやった、時刻は23時15分。
(あと15分か、読みきれるかな)
なんて思いながらふとモニターに目を向けた、モニターにはお酒コーナーが映し出されている。
パッと画面が切り替わり週刊誌コーナーが映しだされた。
その時・・・
週刊誌コーナー正面のガラスの向こう、店の外にさっきの女が立っていた・・・
女はこっち(監視カメラを)見ているようだった。
(監視カメラというより、監視カメラ越しに私を見ているような感覚がして気味が悪かった。)
次の瞬間弁当コーナーに画面が切り替わった。
「おい・・・外にさっきの女いたぞ」
「え~、だからそんなんいませんでしたよ~」
「・・・んじゃ俺が見てくるわ
この時点ではひやかしか、ちょっと変な人ぐらいにしか思っていなかった。
立ち上がろうとした瞬間、
「先輩・・・待って!!ちょ、ちょ、モニター!!」
「モニター?」
モニターに目をやるとお菓子コーナーが映し出されていた・・・が、
そこにはさっき店の外にいた女が立っていた・・・今度はカメラに背を向けていた。
「え・・・え・・・?」
佐藤はパニックだった。無理もない、鍵は確実に閉めてあったはず、鍵を抉じ開ける音もしていなかった。
というよりさっきさっき店の外で確認してから20秒もたってない、鍵があったって不可能に近い。
「お、落ち着け・・・」
私はそのおかしコーナーにモニターを固定した。
女は相変わらす動かない。
その時、
―プルルルルルル、プルルルルル
電話が鳴った。私と佐藤はビクっと電話に目を向けた。
電話は2コールほどで鳴り止んだ。
ハっと思いモニターに目を向けた・・・女はいない。
「ちょ・・・先輩・・・お、お、お、女は・・・?」
私はあわててモニターを切り替えのボタンを押した。
ピ、週刊誌コーナー異常なし
ピ、お菓子コーナー異常なし
ピ、お酒コーナー異常なし
ピ、カウンター異常あり
いた、カウンターの中に。背を向けて立っている。
「先輩・・・ち、ちち近づいてきてるんじゃ・・・」
(もうこの時点で確実に人間ではない気がしていた)
正
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- オチが足りぬ(泣)イエロー
- うへえ、久々に震えたっす。うんも
- 普通に怖すぎ人類史上最も災厄な出来事
- 店長カワイソス匿名人間
- て、店長ーーーーまみむめも
- 店長ーーーーーーーーーーー!!!自爆少年花子くん
- ファミチキ欲しかったんやろ。ファミリーマートスタッフ
- 店長おいてかれてて草wwwおわ
- 店長おいてかれてて草wwwおわ
- 店長ーー!!名無し