
夏休みに入って1週間程経ったある平日。
最寄り駅で利道と待ち合わせた。
「おはよう!」
利道は笑顔で俺を迎えてくれた。
利道と俺は数駅隣りの近くに住んでいることもあり利道の近くの駅で待ち合わせて、女の子たちとは都心のターミナル駅で待ち合わせることにしていた。
利道は、俺みたいな奴でも優しく明るく話しかけてくれて電車の中で楽しく話すことができた。
そしてターミナル駅で降りて、地下鉄に乗り換えるまでの途中の待ち合わせ場所に着くと
「おはよう!」
那緒子と遥香が笑顔で俺を迎えてくれた。
2人とも綺麗な髪に可愛らしい服、最高に美しい女の子たちだった。
そのあとは地下鉄に乗って遊園地まで向かった。
地下鉄の中で、案の定だったが利道と女の子2人が話していて、俺はずっと黙っていた。
女の子たちは俺を疎ましく思っている感じではなく、かといって興味を持つ訳でもなく空気みたいな感じだった。
実際それは仕方ないことだし、俺を誘ってくれただけでもありがたく思うしかなかった。
そして最寄り駅で降りると歩いてそう遠くないところにその遊園地がある。
何はともあれ楽しい気分で遊園地に入っていく俺たち。
初めにプールに向かい、午前中はプール、午後は遊園地という感じだった。
プールの前で女の子たちと分かれて、俺は利道と男子更衣室に向かった。
更衣室に行きながら利道と少しは話すが、さっきの女の子たちと話すときとは明らかにテンションが違う利道だった。
着替えるときしばらく無言だったが、利道は
「○○からも話しかけないと、女の子たちはついてこないぜ?」
「え?でも・・」
利道は俺の目を見て
「溶け込めるかはお前次第だ!」
微妙にショックを受け立ち止まる俺。
偉そうに言うな!と内心カチンとくる俺だったが、利道の言うことは正論だった。
後日談:
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