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公園の影
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公園の影

9時間前
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修司は、雪がちらつく冬の午後、古びたアパートの廊下を一人で歩いていた。今日は、部活動が長引いたため、いつもより遅く帰ることになった。

「早く帰って、あかりとゲームしよう」

そう思いながら、修司は足を速めた。

アパートの階段を上がる途中、修司はふと立ち止まった。

廊下の突き当たりにある古い収納室の扉が、少しだけ開いているのが目に入った。

「誰かいるのかな?」

修司は気になって扉に近づき、声をかける。

「誰かいるの?」

返事はなかったが、扉の隙間から微かに古いおもちゃの音が聞こえてきた。

「まさか、あかりが遊んでいるのか?」

そう思い、修司は扉を開けて中を覗いた。

そこには、埃だらけの部屋と、壊れたおもちゃが散らばっていた。

しかし、なぜか一つだけ、無傷のおもちゃの人形が真っ直ぐに修司を見つめていた。

「気味悪いな…」

修司は背筋が寒くなるのを感じたが、無視して部屋を出た。

外に出ると、外の静けさがより一層不気味に感じられた。

部屋に戻る途中、修司はふと振り返ると、あの人形が今度は廊下の真ん中に立っているのを見た。

「まさか、動いてるのか?」

思わず声を上げると、すぐにその人形は消えた。

「そんなはずは…」

修司は不安に駆られ、急ぎ足で自室へ向かった。

部屋に入ると、妹のあかりが心配そうにこっちを見ていた。

「兄ちゃん、遅かったね。何かあったの?」

修司は言葉を失った。

その時、背後から冷たい風が吹き抜けた。

振り返ると、誰もいないはずの廊下に、またあの影が見えた。

「みつけた」

その声が修司の耳に響いた瞬間、部屋の中からあかりの悲鳴が聞こえた。

修司は恐怖で動けなかった。

その時、やっと気づいた。

あかりの後ろに、あの人形が立っていたことに。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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