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長編

友達の正体

匿名 2日前
怖い 31
怖くない 32
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私が小学生の時の話でしょうか。 私の家から学校までっておよそ5分で到着する、小学生にとっては夢のような立地にあったんですよ。 でも、その代わり近くに友達の家が無いし、というか、そもそも友達がいなかったんです。 でも、インターネットで気軽に遊んだり、話せるようになったじゃないですか。 だから私はよくそれを利用していたんです。仮にAとBとしましょう。 AとBと私は顔も知らないしどこに住んでいるかも知らない同士だったんです。いわゆる「ネッ友」ってやつでしょうか。 ただお互いがわかっていたこととして、「全員いじめにあっている」ということでした。 私は幼稚園からいじめられていて、AとBもいつ合ったかは言ってもらえませんでしたが、 「僕もいじめにあったんだよ。本当にあいつらって人間じゃないよね。」 っていうのを暇さえあれば語っていたような気がします。多分それぐらいしか共通した話題がなかったのでしょう。 ある日のことです。 ゲームで全員相手にやられて、 「ごめーん!!」  と言い合っているときにBが 「なあ、そろそろさ、リアルで会っても良いと思うんだよ。」  と言ってきたのです。 Aは 「いいんじゃない?」  と言っていたので、私も了承しようと思ったのですが、親から 「現実では何をされるかわからないから、気をつけなさい。」  ということを言われたのを思い出したのです。 なので私は、 「ごめん。その日は用事があって。」  と拒もうとしました。しかし、Bが 「なんで?どうせ大した用事じゃないでしょ?」  と返答してきました。 「いや...大切な用事で。」  と返事しましたが。 「俺とお前の友情なんてそんなもんかよ!!」  と癇癪を起し始めました。 僕は耐え切れずチームから抜けてしまいました。 でも、私からすれば、ここでBという友達がいなくなってしまえば、友達はAしかいなくなるわけですよ。 そうなると自分のメンタル的にたまったもんじゃありません。 なので、Aから集まる場所とBの電話番号、集まる日時だけを聞いて、ゲームをログアウトしたわけです。 それで次の週の土曜日。 寝坊しました。 ものすごく慌てました。仲直りのチャンスをどぶに捨ててしまったと。俺の人生終了したなと。 でも、Bの電話番号をAからもらっていたのを思い出したんです。 だから一先ず電話越しで謝ろうと思って、最近買ってもらったスマホを覗いたんです。 すると、Bから伝言が

後日談:

  • s o u s a k u d e s u . g o m e n n n a s a i .

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  • うん 夜の上ノ公園では特に
    たか
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