本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

長編

夢か幽霊か宇宙人か・・・

ショートラウンド 3日前
怖い 451
怖くない 388
chat_bubble 1
10,962 views
夢だったのか、幽霊だったのか、それとも宇宙人の仕業か・・・ 20年くらい前、私が小学校低学年だったときに体験した話です。 学校が終わり、近所の公園で友達数人と遊んでいました。 日も暮れてきて、夕焼け空の中「帰るねー」と言って帰る子もいれば、 お母さんが迎えに来て帰る子もいました。 人数も少なくなった頃、私の父、母、兄が総出でお迎えに来たのです。 まだ何人か友人が残っていたと思うのですが、私が「じゃあね!」 と公園を振り返ると、誰も居ませんでした。 仕事でいつも遅い父、パートで私の帰宅より少し遅く帰ってくる母、 私と同じで遅めまで遊ぶ兄、その3人が迎えに来たこと、 そして、公園に誰も居なくなっていたこと。 幼心に不安な気持ちになっていたと記憶しています。 家に帰ると、早速母が料理を出してくれました。 からあげやハンバーグ等、子供が好きな食べ物ばかりだったと思います。 みんなで「いだだきます。」の後、母が「この後デザートもあるよ」とか、 兄も「俺のからあげあげるよ」とか、父も「休みに遊園地行こう」とか、 機嫌がいいのか、なぜか私の喜ぶことばかり言ってきました。 幼かった私は、公園の帰り道の不安など既に無くなり、調子に乗っていたと思います。 しばらくして「トイレ」と言って席を立ちました。 うちの実家のトイレは、外側からでも1円玉や固めの針金みたいなものがあれば、 ドアノブの中心のくぼみに引っ掛けて、鍵を閉めることができます。 私は、外からトイレの鍵を閉めて、向かいの脱衣所の床下収納に隠れ、 みんなが慌ててトイレに来たところに、ジャジャーンと登場! そんなイタズラをしようとしていました。 早速、トイレの鍵を閉めて、音を立てないよう、床下収納に入りました。 どれくらい時間がたったのか、床下収納の中なので、ちゃんと聞き取れないのですが、 リビングからボソボソと会話が聞こえました。 たぶん「遅くないか?」とか「大丈夫かな?」とか言っているのだと想像し、 1人ニヤニヤして、体を丸くしていました。 ただ、日本語のイントネーションと違うというのか、普段聞きなじまないリズムで、 声色も普段と違うと疑問に感じていたと記憶しています。 それからまもなく、ドタドタとリビングから大勢の人が出てくる音がして、 トイレのドアをコンコン。と叩く音が聞こえました。               父、母、兄の3

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(1件)

  • 有名なお話しですね。出来れば自作で!
    匿名
0/500

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.1.243

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

grid_3x3 話題のキーワード

search

サクッと読める短編の怖い話 サクッと読める短編の怖い話

読み込み中...